イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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イヌもの
昨日は久々にいい天気。
ライラックを始め、フジやボタン、レンゲツツジなんかも今が満開。
やっと来ましたね。
天気もいいし、仕事なんかしてられないって感じですが、昨日もあちこち走り回ってました。
もちろん高速もビュンビュンでした。

そんな花の写真をとも思いますが、今どうにもいいなって感じるのはイヌエンジュ(Maackia amurensis var. buergeri)の新芽です。
イヌもの_f0160407_3265353.jpg
在来種の中では最も遅い芽吹きかもしれませんね。
自宅のそばやGee'sの前の街路樹の中にもあります。
高速道路からも、林の中をよーく見れば白い新芽が目立ちます。
すでに緑の葉が展開している他の樹に絡むこの銀白色の新芽がいい、と思いませんか?
思わないでしょうね。
でもいい。
今しかこの色は見られない、この緑と銀白色の色の絡みは今しか見られません。
街なかのものはもう色が緑に変わってきてますから(白い毛が脱落)。

普通エンジュと呼ばれますが、エンジュ(Styphnolobium japonicum=Sophora japonica)はもともと中国原産の別もの。
それで何でjaponicumかよーとも思いますが、いずれにせよ帰化植物ですよね。
イヌ○○という接頭語のついた植物はたくさんありますが,そのほとんどは「役に立たない」という意味。
差別ですよね。
こっちの方がネイティブなのに。
街路樹としても、なんかニセアカシアもどきの使われ方と思います。
どこもニセアカシヤが主人公で、葉の形が似ているのでその間に少しだけ植えてみました、って使われ方です。
何かイヌエンジュの応援団みたいになっちゃいましたが、本格的に葉が展開すれば応援団抜けることになります。
夏になれば決まってすす病で真っ黒、粘りのある排泄物で下に車を停められないくらいです。

昨日立ち寄った百合が原で咲いていたアメリカアサガラ(Halesia carolina エゴノキ科アメリカアサガラ属)。
イヌもの_f0160407_3273692.jpg
イヌもの_f0160407_3281977.jpg
大株に育ち、満開で見事でした。
こちらは誰もが納得する感動の満開ものです。
現在3mほどですが、原産地の北米東部原産では10mの高木に育つようなので、そんなになったら見事でしょうね。
「Halesia carolina cv. Carolina Silverbell」のプレート付いてましたが、アメリカアサガラは英名でCarolina Silverbellとも呼ばれているので基本種でしょうね。
エゴノキの仲間は使えます。

でも、園内のあちこちタンポポの綿毛が凄まじかった。
遠目では、何か白い花が咲いてると思うほど。
管理大変だなー、他人事のようですが。
他人事ですね。
by geesgreen | 2010-06-06 03:28
Pink Cloud
Pink Cloud_f0160407_4384853.jpg
今開花中のマルバシモツケ ‘トー’(Spiraea betulifolia ‘Tor’)。
売っておきながらなんですが、初めて花を見ましたが高山性のエゾノマルバシモツケ(S. betulifolia var. aemiliana)とあまり変わりないとの印象です。
紅葉はどうでしょうか?

前回に続いてエゾものからみですが、基本種のマルバシモツケ(Spiraea betulifolia)も北海道がメッカ。
変異が多くて多くの変種や品種があり、エゾノマルバシモツケの他、アポイシモツケ(S. b. var. betulifolia f. grandifolia)、テシオシモツケ(S. b. var. betulifolia f. oblanceolata)、ケナシエゾノマルバシモツケ(S. b. var. aemiliana f. glabra)、マシケマルバシモツケ(S. b. var. yoshitakae)などがあります。
全部集めて見てみたい。

‘トー’はアメリカから輸入したものですが、案外これらの変種や品種と同じなんてこともあり得るかもしれません。
矮性なのはエゾノマルバシモツケを始め高山性のものは全部そうだし、花がとくに大きいとも思わないしー
うーん、紅葉もそんなに劇的ではないでしょうから。

今の前の花新聞、スピラエア特集でした。
その中で川原花木園作出のマルバシモツケのピンク花‘ピンク クラウド’が載っていました。
こっちの方がよっぽど園芸的です。
大雪山などではピンク花のマルバシモツケがあるみたいですが、よく選抜されたものだと思います。
自分の知る限りでは、海外のカタログでもピンク花はありません。
自生のものを園芸的な目で選抜する、こういうのが正しく園芸です。

それにしても‘Pink Cloud’、川原さん、変にひねらない正統的なネーミングしましたね。
いいネーミングと思います。
川原さんらしい、いや、らしくないかな。
by geesgreen | 2010-06-04 04:39
エゾもの
昨日、夜明け前から車で移動していました。
最近郊外に出ると、何となくサギ(鷺、正確にはアオサギですね)をカウントしてしまいます。
昨日は3羽、平均的な数字かな。

サギに限らず、何でも無意識にカウントしてしまう癖があります。
例えば、たくさんの苗木を車に積む時、あるいは袋ものを積む時、数を数えなくてもよいのに積みながら数えてしまう。
何でもそうです。
昔から仕入やら何やらで身に付いてしまったのでしょうか。
悲しい習性です。
疲れているのに、余計疲れるような気がする。

エゾもの_f0160407_330379.jpg
エゾもの_f0160407_4334411.jpg
昨日の275号線、エゾニワトコ(Sambucus racemosa subsp. kamtschatica)が満開でした。
スイカズラ科、いやレンプクソウ科ですね。
昔から好きです。
去年、Gee'sのモデルガーデンにも植えました。
なぜか花はきれいではないとの記載が多いのですが、自分は好きです。
花が終わった後の緑もいい。
控えめな緑のスクリーンにはとてもいいと思う。
秋の赤実も楽しめるし。
貴重な中木です。

エゾもの_f0160407_325388.jpg
こちらは郊外の住宅の裏側のもの。
植えたものではない、残ったものですね。
昔はあちこちにもっとたくさんあったんでしょうね。
ぜひ残してほしい。
これがなければ、殺風景な(おっと失礼)住宅周りが余計殺風景になっちゃいますから。

このところ、工藤はネイティブものに偏重していると思われているかもしれません。
でも、別に郷土意識や郷土愛から自生種の利用云々言っている訳ではありません。
栽培環境がピッタリなのは当たり前ですが、やっぱり景観にしっくりくるんです。
無理がない、いかにもらしくない、厭らしくない。

エゾもの_f0160407_3291466.jpg
そんなこと言っておいて、Gee'sではセイヨウニワトコ ‘エヴァ’(Sambucus nigra ‘Eva’)が人気です。
Black Laceの別名がある黒葉の人気品種。
もう残り少ない。
まあ存在感は抜群ですが…上手く使ってほしいな。
いかにも…にならないように。

本音はエゾものの方を使ってほしいんだけど、生産ほとんどないですから。
でも、置いても売れないでしょうね。
地味過ぎますから。
でも、本来はこの辺がベースに使われるべきだと思います。
何でもそうだけど、このベースになるものが抜けている。
だから落ち着かないんだろうな。
そんな気がします。
by geesgreen | 2010-06-02 03:27