イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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菊まつり
菊まつり_f0160407_4595158.jpg
昨日まで地下街でやっていた菊まつり。
文化の日=菊花展ということで、会場になっている地下街のポールタウンとオーロラタウン、定期券売場のあるコンコースをくまなく歩いてきました。
最近では地下街をゆっくり歩くなどということは滅多になく、菊を見に行くこの時だけかもしれません。

昔若い時に何年か菊をやってました。
菊が好きだった訳ではなく、その技術を知りたかったのですが、月寒の名人と言われた人に教えてもらい、三本仕立からだるま、福助、小菊など一通りやりました。
菊づくりは用土作りから挿し芽、摘芯、鉢替え、施肥、薬散などの他、茎に針を刺して生長を抑制したり、矮化剤の散布など園芸的な作業のオンパレードです。
今もその各作業の経験は非常に役に立っています。
成長が早く、結果がすぐ現われる草ものですから、短期間に園芸的な作業を習得するには菊づくりがいちばんと思っています。
実際、菊づくりの上手い人は何を育てても上手い。野菜もバラも上手いです。
ただ、しっかり仕立てて、この時期に花を合わせるには一時も菊から離れられません。2、3日見なければ取り返しがきかない。
2年ほど集中してやりましたが、他のことに手が出せなくて、キッパリと止めました。
続けていれば今頃若手のホープだったかもしれません。菊の世界は50代、60代は若手、80代が主流ですから。

名人と言われた方の名前も大分少なくなりました。
皆さんかなりの高齢ですから致し方ないかもしれませんが、この先こういう手のかかる古典園芸、伝統園芸の継承は非常に難しい、歴史のない北海道ではとくに難しいかもしれません。意味付けするのが難しい。
一時のジャパネスク回帰などで盛り上げるのは可能かもしれませんが、それとは違うような気がします。
東京の都心の花屋は和ものがトレンドになっていますが、どうも安直に見えてしまう。
「菊作り菊見るときは蔭の人」、こんな精神性こそ大切にしたいと思います。
by geesgreen | 2008-11-04 05:00
豪雪地の冬囲い
昨日はコテージガーデンのバラ講習7回シリーズの最終回。
参加していただいた方々、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
最後は梅木さんを助手に使ってしまいましたが、皆さん非常に熱心で楽しかったです。
またお会いしましょう。

最終回は冬囲いの話しをしましたが、梅木さんによると月形は10月末には冬囲いをしてしまうのが一般的だとのこと。
さすが豪雪地帯、札幌とは異なります。
建築関係で参考とされる垂直積雪量では、札幌は140cm、月形は160cmとされていますが、都市熱の関係などもあり実際には札幌は100cm、月形は150cm、札幌の1.5倍程度の感じがします。

豪雪地の冬囲い_f0160407_549146.jpg
上の写真は帰りに小探検した当別市内裏道のお宅の冬囲い。
これがこの辺の基本形。このお宅以外も丸太での囲いが主流でした。
やはりこのくらいしないとヤワでは保たないのでしょう。

豪雪地の冬囲い_f0160407_5495986.jpg
そのなかで上の一件のお宅が目を引きました。
枝を束ねて丸太代わりにしてます。
ナラかタモでしょうか、何年も使われているようで妙に風情があります。
こういう独創的なの好きです。自然素材を使っているのが良い。イギリスのサンザシやハシバミで編み込む垣根を連想してしまいました。
無理でしょうがオンコなんかの枝でやると末代ものになるでしょうね。
ただ、ナイロン紐ではなく縄を使ってほしかった(また余計なことですが)。

豪雪地の冬囲い_f0160407_5512887.jpg
札幌に戻ってGee'sのすぐそばのお宅。
花時はきれいなハナカイドウ(Malus halliana 英名;Flowering Crab Apple)だなーと何気なく見ていましたが、3cmほどの黄色の果実が鈴なりについています。
カイドウ(Malus micromalus 英名;Kaido Crab Apple)でした。別名ナガサキリンゴ、ミカイドウといいます。
中国北部・西部原産とされますが、ホンカイドウ(M. spectabilis)と、エゾノコリンゴ(Malus baccata var. mandshurica)の基本種のシベリアリンゴ(Malus baccata)との雑種起源とされていて、そうなればMalus × micromalusと表記すべきでしょうか。
ややこしいですかね。
種間交雑のクラブアップルの園芸品種でも黄色の実のものがありますが、赤実も良いけど黄実は庭が明るくなるような気がします。
葉もきれいに付いていて、毛虫が付きやすいだろうにしっかり消毒していたんだろなと推測します。
どうして鳥に食べられていないのか、これからかな、早いとこ収穫してしまった方がよいのか、実は美味しいのかな、果実酒にしたらどんな色、味になるのかな、盆栽にいいなー、などと色々思ってしまいました。
by geesgreen | 2008-11-02 05:52