ブラジルの花火 |
全く季節感のないネタです。
ポルフィロコマ ポーリアナ(Porphyrocoma pohliana)、キツネノマゴ科のブラジル原産の熱帯植物。
昨日仲卸の温室をのぞいた時に目に入りました。日本で初めて見ました。
昔イギリスのグラスゴー植物園の温室に行った時に下草としていっぱい使っていて、年中開花してるとの表示があり、地味だけどいいなーと思ったものです。この温室は木性シダのコレクションで有名なので、余計雰囲気が合ったのかもしれません。
その時もBrazilian Fireworks(ブラジルの花火)の名前が学名より大きく表示されていたと記憶しています。
同じキツネノマゴ科のベロペロネ(Beloperone コエビソウ)やパキスタキス(Pachystachys)、アカンツス(Acanthus)などと共通するベロ出し花(?)の特徴からの英名でしょうが、まあ順当でしょうか。
他にもPurple Shrimp(紫のエビ)の英名もありますが、それはそうなんだがそこまでいくと何だか頭が痛くなってきます。
温室内の下草としては熱帯の雰囲気の葉や花は使えるとは思いますが、家庭の場面ではどうなんでしょう?
日陰に耐え、温度もさほど要らないので栽培上は手のかからない植物なのですが、熱帯の下草共通の暗さ、地味さがあり、曇天日が多い冬の室内を余計に暗い雰囲気にするかもしれません。
そんな場面の演出には効果的ですけどね。
久しぶりの対面ですが、イギリスの暗い、いや落ち着いた雰囲気を思い出しました。
by geesgreen
| 2008-11-24 05:44
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