イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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バラの評価
昨日日帰りで羽幌ばら園に行ってきました。
冬囲い直前のこの時期に多くのバラの生育を見比べることは、自分なりに各品種の評価をするにはよい時期と思っています。
同じ環境、管理下で長い期間生育を続けてきた訳ですから、品種間での生育違いがはっきりと出ます。
とくに葉の茂り(=耐病性ですが)と連続開花性が見極められます。

バラの評価_f0160407_457259.jpg
上の写真はフェアリー レッド '92(Fairy Red '92)です。蕾多く開花が続き、葉の病害もほとんど見られず、300種類程度植えられている中では非常に目立ちます。
品種名通り1992年、ドイツのLiebig作出のポリアンサです。イギリスのHarknessが1982年に作出したフェアリー レッド(Fairy Red)の枝変わりと思われます。フェアリー レッドはどちらもポリアンサの銘花であるザ フェアリー(The Fairy)とイエスタデー(Yesterday)の交配種です。耐病性と連続開花性に優れるのは納得できます。
フェアリー レッド '92の方がフェアリー レッドより、連続開花性と花つきのよさに優れます。改良版と言えるでしょう。
赤花の深みのある花色には渋さも感じられます。
以前国内でも少し流通していましたが、現在では見られません。???です。来年少量ですがGee'sとイコロの森で販売できそうです。
ちなみにフェアリー レッド '92は、日本では修景用のバラとして扱われるものだと思います。
この「修景用のバラ」という言葉は、どうもピンと来ません。海外ではシュラブかポリアンサの系統とされます。
切花目的は別でしょうが、庭で使うバラは多かれ少なかれ修景用です。
個々の花も重要ですが、それ以上に木姿、葉の緑が庭全体の景観には重要と思います。

バラの評価_f0160407_458468.jpg
次はハイデリンド(Heidelinde)、ドイツのKordes、1991年作出のフロリバンダです。
こちらも間断なく開花が続き、病害も受けず照葉がよく茂っています。耐寒性にも優れ、この時期の羽幌ばら園ではフェアリー レッド '92とこのハイデリンドが一際目立ちます。
北国に適する耐寒性、耐病性に優れる品種は圧倒的にKordesが強い。でも、品種の入れ替わりが激しく、このハイデリンドも現在ではドイツでも入手できません。
残念。他にもKordesの古い品種には使いたいものたくさんあるんですが、「もう作ってないよ」とのことで残念。

それにしても上の2枚の写真、写真では全然魅力が伝わりませんね。
写真下手です。ごめんなさい。
それでもう一枚。

バラの評価_f0160407_5125394.jpg
シカゴ ピース(Chicago Peace)。アメリカStanley、1962年作出のご存知ピース(Peace)の枝変わり。ピースファミリーの銘花です。
なんじゃちょっと色濃いピースじゃん、と思われますが、花が進むともっと外弁のオレンジピンクが全体に広がります。本州では全くのピンク花のように開花する場合が多いようですが、北海道ではピースの濃色版のような花色になります。こちらの方がより魅力的と思います。
やはりHTには個々の花の魅力があります。

花の魅力と木姿、両方の魅力を兼ね備える品種が優れた品種と言えるでしょう。
でもこの羽幌のシカゴ ピース、下葉がかなり落ちていました。
同じ土俵、管理ではやはり無理あるなー。
by geesgreen | 2008-10-09 05:05
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