イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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ダイズの野生種
昨日、深川にある拓殖大学北海道短期大学に新設した宿根草モデルガーデンの植栽に行ってきました。
芝生広場の中で背景となる垣根や塀などがないので、ボーダーガーデンというよりリボン花壇でしょうか。芝生の緑との対比と横を走るJRの車窓からの目立ちを意識して、赤を中心にした暖色系でまとめました。暖色系の耐寒性宿根草の選択肢は限られますが、淡色系のボーダーはあちこち多いのであえて暖色系で、との意図もあります。その植物種類から花期は盛夏から晩秋までがメインになります。design by TAKAYUKA、来年以降も補植、修正していきますが、楽しみです。

ダイズの野生種_f0160407_5474613.jpg

ダイズの野生種_f0160407_5484635.jpgダイズの野生種_f0160407_5492942.jpg作業後、学内の圃場を見学。
その中で、ダイズの野生種を見せていただきました。
まさにツル性植物です。食用ダイズ(Glycine max)は、東アジアの河川流域に広く自生するこのツルマメ(G. max ssp. soja)の栽培化が起源とされています。ツルマメは日本でも各地に自生している一年草で、古代から食糧とされていたそうです。
大学では、日高の沙流川流域で野生化しているものを採種して育てているとのこと。
沙流川と言えば二風谷、門別アイヌのメッカ。アイヌも栄養源としていたのでしょうか。ちなみに明治政府はアイヌを狩猟民族から農耕民族にしようということで、沙流川流域で栽培型の大豆も栽培され、貴重な現金収入になっていたそうです。沖積土で土地がよく肥えているのでよく育ったことでしょうが、暗い歴史も想像できます。
左の写真、右は現代の栽培品種、左がツルマメです。種子は小粒ですが、この種子100%の豆腐を作ってみたら非常に濃厚で美味であったそうです。おそらく栽培型のダイズよりタンパク質含量も高く、栄養価も高いのでしょう。この納豆も食べてみたいものです。
ツル性にならない4、50cmの栽培種の葉はとうに枯れているのに、これはこの時期まで緑の葉を保ち、実も鈴なり。鑑賞用にも使えそう。
花だけでなく野菜にも、原種には特別な魅力、不思議なパワーを感じます。
by geesgreen | 2008-10-02 05:49
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