海風色 |
昨日は羽幌日帰り。
バラ園での講習と、午後からは役場の担当者と打合せ。
冬を感じる海に変わっていました。
これから厳しくなります。
途中の小平の道内最大の鰊番屋(旧花田家番屋)隣りの道の駅。
春から何回か通って、塗装を塗り替えたと思っていましたが、しっかり建て替えていたんですね。
以前の道の駅も、隣りの鰊番屋に合わせたいい感じの木造でしたが、今度のものはより重厚感があり、内装なども豪華なもので、ちょっとバブリー。
外装は下見板の板張り。
今はまだ黒みが強く見えますが、経年変化で今後いい感じになるでしょうね。
この辺りでは、海からの風を防ぐための、家の周りの板での囲いがひとつの風景になっています。
この辺り独特の風景で、各戸で組み方や結束方が微妙に異なり、見ていて飽きません。
昨日の打合せで、バラ園の築山上のギリシア風?の壁面を撤去する方向で話が進みました。
合わせてパーゴラやアーチも意匠変えする予定です。
念願の、です。
当初から自分は、この辺りの防風囲い材を導入してはどうかと主張していました。
海風に洗われた独特の色合いは、厳しい気候と、それに耐えてきた力強さを感じるものです。
ですが、地元の方にとってはネガティブなイメージしかないようで、それも理解はできます。
とくに天売・焼尻の島には、これらの板材が山ほどあるようで、それを使うことは可能だとのこと。
今までは一蹴されてきましたが、少しは可能性が出てきました。
どうにか意匠を整えて導入してほしいものです。
海岸線には、今にも朽ち果てそうな家屋跡がいくつもあります。
どれもが至宝に見えます。
もう何年も保たないでしょうから、今度一日かけて写真に収めておきたい。
いつもそう思うが時間無し、是非とも来年は実行したいものです。
最後におまけ。
鰊番屋の道の駅にあった、車、人止め。
こんなのいいです、真似したい。
でも、結束少し甘いな。
by geesgreen
| 2015-10-22 05:03
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