レンギョウへ一言 |
昨日はいい天気で、イコロでのバラの剪定講習も後半はガーデンに出て実習。
やはりあちこちに比べて凍害枝は多いものの、それなりに鋏を入れられるものも多くなってきました。
明日改めてじっくり鋏を入れに行きたいと思っています。
欧米では「フォーサイシアが咲いたらバラの剪定を」と言われると聞いたことがあります。
フォーサイシアとはレンギョウ(Forsythia)のこと。
まさに今の時期はどこでも見られますね。
北海道ではこの指標はばっちり当てはまります。
でもほとんどの庭では刈り込まれています。
本質的に刈り込み好きの国民性のせいでしょうか?
それよりも暴れるから切っちゃえ、っていう単純な理由が多いかな。
それでも残った枝に咲きますから。
でも、その姿はどうにもです。
咲けばいいっていうもんではない。
明るい黄色が目立つので、余計悲しくなります。
欧米では垣根や意図的な刈り込みは別にして、自然形で仕立てられているものが多い。
野趣を感じる仕立ての方が全然いいと思います。
そんな場面も少ないながら札幌でも見ることができます。
いちばん上は農家の敷地の法面。
二枚目は垣根なんだけど、ルーズで擁壁にかぶっていい感じ。
一緒に使われているのはホザキナナカマドで、夏の満開時は見事です。
三枚目は高台からの下垂もの。
円山動物園の横のあのお宅ですから、見ている方も多いと思います。
東北向きであまり日当りも良くないのですが、毎年よく咲いています。
レンギョウは狭義では中国原産のレンギョウ(Forsythia suspensa)ですが、広義では他の種も入ります。
庭に植えられるのは中国原産のシナレンギョウ(F. viridissima)か、朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウ(F. koreana)と言われ、その交雑種もあります。
シナレンギョウは枝が直立するのでキダチレンギョウ、チョウセンレンギョウは枝が弓なりに下垂するのでツルレンギョウとも呼ばれます。
花が目立つのでシナレンギョウの方が多く使われているでしょうが、写真のような使いでは弓なりに伸びるチョウセンレンギョウの方が向いているでしょうね。
どこでも見られるレンギョウですが、その使い方は案外難しい。
また言っちゃいますが、咲けばいいっていうもんではないですから。
やはりあちこちに比べて凍害枝は多いものの、それなりに鋏を入れられるものも多くなってきました。
明日改めてじっくり鋏を入れに行きたいと思っています。
欧米では「フォーサイシアが咲いたらバラの剪定を」と言われると聞いたことがあります。
フォーサイシアとはレンギョウ(Forsythia)のこと。
まさに今の時期はどこでも見られますね。
北海道ではこの指標はばっちり当てはまります。
でもほとんどの庭では刈り込まれています。
本質的に刈り込み好きの国民性のせいでしょうか?
それよりも暴れるから切っちゃえ、っていう単純な理由が多いかな。
それでも残った枝に咲きますから。
でも、その姿はどうにもです。
咲けばいいっていうもんではない。
明るい黄色が目立つので、余計悲しくなります。
欧米では垣根や意図的な刈り込みは別にして、自然形で仕立てられているものが多い。
野趣を感じる仕立ての方が全然いいと思います。
そんな場面も少ないながら札幌でも見ることができます。
いちばん上は農家の敷地の法面。
二枚目は垣根なんだけど、ルーズで擁壁にかぶっていい感じ。
一緒に使われているのはホザキナナカマドで、夏の満開時は見事です。
三枚目は高台からの下垂もの。
円山動物園の横のあのお宅ですから、見ている方も多いと思います。
東北向きであまり日当りも良くないのですが、毎年よく咲いています。
レンギョウは狭義では中国原産のレンギョウ(Forsythia suspensa)ですが、広義では他の種も入ります。
庭に植えられるのは中国原産のシナレンギョウ(F. viridissima)か、朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウ(F. koreana)と言われ、その交雑種もあります。
シナレンギョウは枝が直立するのでキダチレンギョウ、チョウセンレンギョウは枝が弓なりに下垂するのでツルレンギョウとも呼ばれます。
花が目立つのでシナレンギョウの方が多く使われているでしょうが、写真のような使いでは弓なりに伸びるチョウセンレンギョウの方が向いているでしょうね。
どこでも見られるレンギョウですが、その使い方は案外難しい。
また言っちゃいますが、咲けばいいっていうもんではないですから。
by geesgreen
| 2011-05-16 04:40
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