「用」と「景」 |
イチョウの街路樹下で育つアメリカテマリシモツケ(Physocarpus opulifolius)。
春から時々見てますが、それほど黄色が目立たないのでオウゴンテマリシモツケ(P. opulifolius f. luteus)ではなく、基本種と思います。
昨日通った石山通(国道230号)のプリンスホテル向かい辺りの植え込みです。
この辺りの街路樹マスの植栽は、かなり前からこれ以外もビャクシンやカルーナなどいろいろ試験的に植えられています。
個人の家がないので、所管の北海道開発局(ですよね?)はいろいろ試せるんでしょうね。
興味津々で見てました。
どれも数年は頑張ったものの、這性のものはやはり草に負けて今は散々ですが(管理を考えると当然です)、このアメリカテマリシモツケだけは、近年急に育ってきてボリュームが出てきました。
歩道幅も広いので、緑(正確には黄緑か)豊かで、草も目立たなく、歩行者側からはいい景観と言えますね。
ただ昨日も感じたのですが、この植栽側の車線を車で走っていると、妙にこの辺りで緊張感を感じてしまう。
今年になって大きく育ったせいでしょうね。
歩道を歩く人が見えないのです。
茂み越しに飛び出す人はいないでしょうが、横断歩道への人の動きが読めない、予想できないためです。
この辺のことって難しいですね。
どっかでも書きましたが、「用」と「景」の兼合いです。
「実用性、機能性」と「景観性、美観性」の凌ぎ合い。
公園なんかも同じようなことあります。
防犯上と景観上での下枝切る、切らない議論みたいな。
そうか!アメリカテマリシモツケの場合はカットする、上を押えればいいんですよね。
人の頭が少しでも見えるくらいの高さなら、形よく剪定できますよね。
でも、ガキの高さまでは無理かー
ガキが要注意なんですよねー
うーん…
今日も予定では真狩に走るので、改めて見てみます。
脇見運転する方が、よっぽど危ないかな。
by geesgreen
| 2010-09-28 04:20
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