ぬきぬきエゾニュウ |
昨日ちょっとお願いごとあり北大植物園へ。
ついでに見たエゾニュウです。
大きくなりました。
見上げるYukaさん(ちょっと硬くなってないか?)のざっと2倍はあるので3mは超えています。
さすがセリ科最大の種。
北海道の草本でいちばん高くなるものかもしれない。
高さを競うコンテストで有名なラワンブキの今年のチャンピオンは255cmだから、それよりも高い。
エゾニュウ(Angelica ursina)はハーブで有名なアンゼリカの仲間。
北海道でもアイヌは利用していたし、熊や鹿も好物だそうです。
これだけ一年で伸びるのですからパワーはありますよね。
エゾニュウは1〜3mになるとされていますが、同じセリカで見かけ非常に似ているアマニュウ(Angelica edulis)、エゾノヨロイグサ(Angelica anomala)、オオハナウド(Heracleum dulce)、エゾノシシウド(Coelopleurum gmelinii)はせいぜい2mどまり。
ハーブで利用されるヨーロッパからアジア中部に分布するヨーロッパトウキ(Angerilica archangelica)でも2.5mと言われています。
我が北海道のエゾニュウは最大ですね。
セリ科は何故か好きです。
レースフラワー(Ammi majus)に代表されるあの頭花が夏の季節には良い。
自生種も多いことから北海道には似合うはずです。
昔はミヤマトウキ(Angelica acutiloba)やシャク(Anthriscus sylvestris)、とくにシャクの銅葉の園芸品種‘レイヴァンズ ウィング’(A. s. ‘Ravens Wing’)は宿根ボーダーには好んで使っていました。
Gee'sでもYukaさん毎年実生のオルレア・グランディフロラ(Orlaya grandiflora)は人気です。
エゾニュウやアマニュウも使ってみたい。
街なかにエゾニュウぬきぬき咲いてるなんていいと思いません?

上の写真は7月3日の同じ株のエゾニュウ。
まだ開花前、背丈ほどでしたが、この時から存在感あり、目を引きます。
これから2倍ほど伸びて開花、そしてそのまま秋にはドライフラワー状態で楽しめます。
へたな宿根草よりかなり観賞期間は長い。
でも、二年草ものも多いので除草時などに自然実生の株を生かすなど、株の維持には結構注意が必要になります。
その辺しっかりやるのも隠れた見せ場になりますけどね。

昨日偶然見つけて購入した「根室地方のセリハンドブック」。
小冊子ですがネイティブのセリ科満載です。
セリ科好きにはめちゃめちゃ楽しい本です。
近々セリ科のメッカ、サロベツ方面に行くので、ぬきぬきエゾニュウがたくさん見られそうです。
楽しみ、楽しみ。
ついでに見たエゾニュウです。

大きくなりました。
見上げるYukaさん(ちょっと硬くなってないか?)のざっと2倍はあるので3mは超えています。
さすがセリ科最大の種。
北海道の草本でいちばん高くなるものかもしれない。
高さを競うコンテストで有名なラワンブキの今年のチャンピオンは255cmだから、それよりも高い。
エゾニュウ(Angelica ursina)はハーブで有名なアンゼリカの仲間。
北海道でもアイヌは利用していたし、熊や鹿も好物だそうです。
これだけ一年で伸びるのですからパワーはありますよね。
エゾニュウは1〜3mになるとされていますが、同じセリカで見かけ非常に似ているアマニュウ(Angelica edulis)、エゾノヨロイグサ(Angelica anomala)、オオハナウド(Heracleum dulce)、エゾノシシウド(Coelopleurum gmelinii)はせいぜい2mどまり。
ハーブで利用されるヨーロッパからアジア中部に分布するヨーロッパトウキ(Angerilica archangelica)でも2.5mと言われています。
我が北海道のエゾニュウは最大ですね。
セリ科は何故か好きです。
レースフラワー(Ammi majus)に代表されるあの頭花が夏の季節には良い。
自生種も多いことから北海道には似合うはずです。
昔はミヤマトウキ(Angelica acutiloba)やシャク(Anthriscus sylvestris)、とくにシャクの銅葉の園芸品種‘レイヴァンズ ウィング’(A. s. ‘Ravens Wing’)は宿根ボーダーには好んで使っていました。
Gee'sでもYukaさん毎年実生のオルレア・グランディフロラ(Orlaya grandiflora)は人気です。
エゾニュウやアマニュウも使ってみたい。
街なかにエゾニュウぬきぬき咲いてるなんていいと思いません?

上の写真は7月3日の同じ株のエゾニュウ。
まだ開花前、背丈ほどでしたが、この時から存在感あり、目を引きます。
これから2倍ほど伸びて開花、そしてそのまま秋にはドライフラワー状態で楽しめます。
へたな宿根草よりかなり観賞期間は長い。
でも、二年草ものも多いので除草時などに自然実生の株を生かすなど、株の維持には結構注意が必要になります。
その辺しっかりやるのも隠れた見せ場になりますけどね。

昨日偶然見つけて購入した「根室地方のセリハンドブック」。
小冊子ですがネイティブのセリ科満載です。
セリ科好きにはめちゃめちゃ楽しい本です。
近々セリ科のメッカ、サロベツ方面に行くので、ぬきぬきエゾニュウがたくさん見られそうです。
楽しみ、楽しみ。
by geesgreen
| 2009-07-23 03:55
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