イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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尖ってます
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遠路はるばる、山越え谷越えしてやっと受け取ったバラ、毎日ポット植えしてます。
きょうもこれからやりに行きます。
いろいろありましたが、いろいろあったからこそ、感慨深い。
ある意味、これがスタートになる訳ですから。
いろんな所に植えられ、今後ずーっと育っていく、僕らよりも長く生き存えていく。
何か感傷的になってしまいますねー
ウソですよ。
そんな感傷に浸ってやっている訳ではありません。
そんな浪花節的なオッサンってクサい、気色悪いですよね。

でも、何故だかわからないけれど、この作業って楽しい。
根を見て、いじって、植えるってことが、純粋に楽しい。
理由は深く考えません。
花を見るより楽しいかもしれない。

でも、品種については追々語りますが(語らずにはいられませんが)、ほとんどがスタンダードものです。
いつも言ってますが、別に新しいものを否定している訳ではないんですが、どうしてもそうなってしまいます。
品種の選択だけは真摯にやりたい。
いろんな意味で、自分たちの住んでいるココに合うものを、それだけです。

で、最近、偶然ですがあちこちから、D社やG社やらの今人気のF系と言われるバラについての自分の見解を尋ねられました。
一応、調べられるものについては、その交配親は調べています。
その交配親を見れば耐寒性や耐病性は予想できます。
自分にとってはHTやFlより耐寒性や耐病性が同じか弱いシュラブローズっていうのは全く興味がない。
フランスでは、本州では問題ないでしょうが。
岐阜なんかではフレンチ系が人気がある、でも北海道では何がしが人気がある、植物ってそういうもんだと思います。
この辺を語ればまたまた長くなります。
端折っては語れない。
誤解を受けますから。

そう言いながらも、少しだけ。
広い選択肢、情報、多様性は歓迎します。
だけど問題は、どうしてそれに皆が100%ノッてしまうかということです。
消費する側は別として、バラを提供する側が、です。
金儲け、仕掛けられたものにみんな便乗かな。
他の業種、他の植物でも、同じようなことはいっぱいありますから。
いやそうでもない。
今の時代、植物ネタで食べてる人はみんな藁をも掴む思いでしょうから、金儲けのネタとして割り切ってやっているのなら、それはそれぞれの戦略ですからとやかく言うこともないのですが、そんな意識すらないでしょう。
あまりに安易、節操ない、情けない。

D社、G社、古い品種は銘花もありますが数はほんとに少ない。
D社のあのはっきりしたAltissimo、大好きなFlのGingersnap、G社のあの歴史的なLa France、ノアゼットのPavillon de Pregny。
でもコルデス、メイアンなんかに比べると圧倒的に少ない。
DOのER系然りですが、この辺の新しい品種は将来どのくらい残るのでしょう。
何か切花の品種のような気がしてしまいます。

そんな淘汰を経て辛うじて残っている銘花こそ本物です。
そんな品種こそ信頼性が高い。
それが世界では、オーソドックスなものになっています。
その辺を承知の上でのことなら何も言いません。
でもそうではない。
結局は自分の首を絞める、大げさに言うと園芸文化を貶めていることになっているんじゃないかと思います。

またまたかなり敵を作っちゃたかな。
でも構わない。
そんなものなら自分から決別します。

工藤、尖ってますね。
凹んだり、尖ったり、忙しいな。
by geesgreen | 2010-02-28 05:41
凹んでます
ちょっと凹んでます。
カナダからのバラの第一便、アメリカから2社、カナダから2社分なのですが、アメリカ産のものが25%ほど植物検疫で不合格となりました。
総数の15%ほどです。
不合格のものは全て焼却処分になり、その経費もかかります。
去年、一昨年よりはマシだけど、やはりショックです。
うーん。

センチュウです。
ほとんどがピンセンチュウの1種だとのことですが、このセンチュウは日本にもいるもので、キク、カーネーション、モモ、ウメ、サクラ、シバなどの被害が報告されているとのこと。
カナダのものは目視で疑わしいものだけ、総数の1割程度だけ2次検査に回されましたが、アメリカからのものは100%2次検査に回されました。
アメリカからのセンチュウには、植防はかなり危険視しており警戒しているようです。
とくにバラの根にはヤバいものが付きやすいようです。
札幌では判別付かないので横浜へも送られました。
そうなればまず引っかかります。
カナダからのは100%合格だったので少しは救われますが…
うーん。

疑った見方をすれば、かなり目を付けられていると思います。
そんな危険なもの入れるなと。
自分もそう思います。
自分が検査官なら全て不合格にするかもしれない。
やろうと思えばやれますから。
50万種も存在するというセンチュウ類、見つけようと思えば見つけられるでしょう。
例の松くい虫のマツノザイセンチュウ(マツノマダラカミキリが媒介)も明治時代にアメリカから入ったものです。
幸いに耐寒性がないので北海道では被害がないようですが、もし耐寒性種が存在してそれが入ってきたら甚大な被害になるでしょう。
なんせ耐寒性のあるバラを寒い所から入れる訳ですから。
危ない、危ない。

どっちの片棒担いでいるか分からないような話になっちゃいましたね。
前回書いた「翳りゆく楽園」、人為的移入を地でいっているような話です。
でも素直に考えれば、園芸品種を含めて本来は外来種(外国だけでなく国内も含めて)は入れない方がいい、とは思います。
鑑賞用植物を移入してことが生態系や農作物にも影響を与える、あまりに危険が大きい。
何の釈明もできませんよね。
悪いのは私です。

でもなー。
見てみたい品種はやっぱりカナダやアメリカの寒い所にある訳だし。
輸出用に殖してるオランダの品種では面白くないし、オランダで契約栽培してもらうにはロットが大き過ぎるし。
いろんな影響、リスク考えれば、やっぱり親株からシコシコ自分で殖すのがいちばんかなー
そのための親株確保への投資と考えるべきかなー
うーん。
凹んでる時にはダメですね。
いい考えが出ません。
by geesgreen | 2010-02-25 05:05
万物流転
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読みたかった本をこの冬まとめて何冊か読んでいますが、昨日読み終わった「翳りゆく楽園」、面白かった!
アラン・バーディックというアメリカの科学エッセイストが書いた、移入種をめぐる生態学研究のリポート。
淡々とした取材なのですが、各研究者の人物描写もあり惹き込まれました。
長くなるので感想文は書きませんが、移入種と在来種の攻防、生物多様性の本質、クリプトジェニック(原産地不明)などなど、いろいろ考えさせられました。
「自然のままの生態系」なんてあるのかという疑問に結局著者は到達する、それは諸行無常と言う、と養老孟司が最後の解説で書いてますが、自分も何故か読んでいて昔ハマった古代インドの原始仏教や禅の思想を思い浮かべてしまいました。
万物流転です。

さて、オリンピック。
どうにも見る気がしない、というか余り興味ないです。
工藤のこの態度は皆さん予想通りでしょうが、やっぱりへそ曲がりなんでしょうね。

でも一言、極論と前置きしますが、
フィギュアやカーリング、モーグルなどなど、どうにもスポーツではないような気がします。
何回まわったか、どのくらい高く飛んだかを競うのなら分かるが、どうしてBGMが必要なのか、キツいのに何故ニコッとしなければならないのか。
そんな芸術点と言われるものが入るのはスポーツではないような気がします。
別ものです。
ましてやスノボ、どうしてX Gamesがオリンピックに入ってしまうのか。
とくにこの時ばかりはナショナリズムや形式的な道徳論が火を噴く日本、スノボの若者にきちっとせいやなんて方が矛盾してません?
スキーやジャンプやソリ競技もそう。
F1レースぽく思えてしまいます。
どうしてみんな同じ用具で競わないんだろう。
商業主義見え見え。

そもそもいつからオリンピックはプロの祭典になったんでしょうね。
あのブランデージ会長はどうしちゃったんでしょうね。
いや、公式にはプロの祭典とは言ってませんね。
それが中途半端な気がする。
アメリカでは、一般レベルではあんまりオリンピックって熱が入ってませんよね。
野球とかバスケなんかにしても。
放映権取ったTV局だけが騒ぐ。
良い悪いは別にして、アメリカ人は世界一が好きだから、当然プロ競技に熱くなる。
脳天気だけど、それも然りだと思います。
オリンピック精神は理解できないだろうし、今のオリンピックは余計その辺を分かりにくくしていると思います。

このままだと、今に中国対その他の国という構図にならざるを得ないでしょう。
スノボなんか、中国雑技団の二軍のヤツに「お前スノボやれ」と転向させれば、ショーン ホワイトも真っ青の宙返り連発ものですよね。
なんせ13億の人口、経済もイケイケ、敵いませんよ。

冬のスポーツってある意味マイナーで構わないと思う。
世界中から集うこと自体に無理あります。
アフリカ、中南米、南半球の多くの国では無理だもの。
走ったり、跳んだりする競技とは違う。
寒いところの好きな人間が楽しめばいい。

我が家は家族含めて誰もウインタースポーツしません。
スキーしなくても生きていけます。
娘も、冬の体育は毎回スキー授業の三角山小〜宮の森中だったもののほとんど見学してました。
いいよ、いいよと親も黙認してました。
親の影響ですかね、これは。

すんません。
一言のつもりが変に興奮して長くなっちゃいました。
つまらない持論でした。
by geesgreen | 2010-02-21 06:07
ウォードの椅子
今週もまだ千歳に着いたバラが検査中で動きがありません。
2/9に着いて10日になります。
今のところ来週始めにやっと通関できる見込みです。
それにしても時間かかる。
その間、カナダと何回か書類の取り直しやら状況の説明やらしてますが、カナダの業者も検疫も、あまりに厳しい日本の検疫に驚いています。
でも、数さえ間違っていなければもっと早く進んでいたのですから、先方の業者と検疫の責任が大きい(プンプン)。

待ちのこの間、細かい原稿やら書類作りやら、合間の楽しい読書やら、まあそれも良しと考えてます。
無理矢理かな。
そんな訳で、家内には鬱陶しがられていますが、家でのデスクワークが主体、どっぷり椅子に座り込んでいる時間が長い。
そのせいか、昨日から愛用の椅子がぐらついて様子が変。
見てみると一部分に亀裂が入って壊れる寸前です。
うーん、やばい。

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この木製の古くさい折りたたみの椅子、自分が生まれる前からありました。
昆虫学者だった祖父は、戦前から戦後にかけて、日独同盟のためか何回かドイツの大学へ赴任していました。
その帰りの荷物を梱包していた木箱から家具職人に作ってもらったものだそう。
材質は色からするとブナかなと思っていますが、座面や背もたれの微妙なカーブなど、当時の家具職人の技術も素晴らしいと思います。
壊れてしまいましたが、以前は同じ材質の机もありました。
当時はどこへ行くにも海外は何ヶ月もかけての船旅です。
祖父はアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)にも行っていましたが、母の話では海外から帰る度にかなり大きな木箱が一緒に来たとのことです。

その箱でドイツからバラも持ち帰ったと聞いています。
何ヶ月もの船旅、プラントハンターのあの「ウォードの箱」もどきに入れてきたのでしょうか。
そんな曰くの椅子ですから、絶対に修復したいと思っています。
by geesgreen | 2010-02-19 05:45
西高の雪像
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このところ札幌西高校の周りを犬の散歩コースにしています。
その正門のそばにある雪像です。
かなり大きなもので、ナポレオンの横顔ぽいなー
この他にもそのすぐそばにガウディもどきの抽象的なモニュメントが作られています。
さすが坂本直行や本郷新、佐藤忠良などを輩出した校風でしょうか。
もう終わった雪祭り、観光的には建築現場もどきの骨組みの上に作られる大規模なリアルものも必要なんだろうけど、こんなのもいーと思います。
実にいい味がある。

そもそも初期の雪まつりは、札幌の中学校と高校の生徒が作った雪像だったそうで、数は5、6個、雪像の高さ7メートルを限度としていたとか。
今のように自衛隊や自家用のダンプが、さとらんどやモエレからせっせと雪を運び、ブルトーザーを使って作るのって、どうなんでしょう。
「環境首都・札幌」宣言と矛盾してません?
観光儲けとは別な話なんでしょうね。
厭味ですね、厭味です。

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昨日の朝行った、月形の雪の聖母園の手前の林。
凛とした空気の中で、何かとても神聖な感じを受けたので写真撮りました。
自然からの感動にはかなわない。
雪まつりよりよっぽど感動します。
しばし見とれてました。
by geesgreen | 2010-02-15 06:29
欧米人は数が数えられない!
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一昨日、千歳でカナダからのバラの第一便と面会してきました。
ほとんどが#1苗ですから相変わらずのゴツい大苗です。
品種数が多いので植物検疫に数日かかるとのことで、乾燥防止に霧吹きを散布してきました。

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立ち会った一次検査は、数量確認とセンチュウやバクテリア付着(見えないよなー)の目視です。
怪しいヤツはその後二次検査で顕微鏡検査に回されます。

で、またまた数量違い!
151品種のうち12品種が記載の数量より1、2株多い。
勘弁してくれって感じです。
少ない分にはOKなんですが、輸出国での検査証明書はあくまで10株に対して発行しているもので、10株のものが11株あると、11株のどの10株かは当然特定できないので全部通りません。
改めて現地から11株に訂正した証明書を取り寄せなければならない。
(検疫証明書の差替えなんて変な話ですが、こちらとしてはそれで助かります。)
うーっ、今回はいけると思ったんですが。

15年ほど前から毎年何だかんだと輸入していますが、以前はラフなものでした。
結構数が違ったこともあったし、ろくに開封しないで通っていたものもありました。
厳しくなったののは、あのBSE問題くらいからかな。

でも、数くらい間違わないでくれよなって感じです。
これまでを考えてみると、イギリス、オランダはほとんど数量違いはない。
ドイツ、アメリカ、カナダはほとんど間違えている。
お国柄、その国の事情とこの結果の因果関係は分かりません。
当然個別の業者の違いの理由の方が大きいでしょう。
でも、間違えるところほど欲しいモノが多いし、苗の状態も良い。
この辺の事情と関係あるのかも。

一緒に台湾からのコチョウランも検疫を受けていましたが、台湾からはほとんど数の間違いはないそう(?)。
ベトナムやインドも正確だそうです(??)。

検査官から「去年ほどではないですね」と慰められてしまいました。
うーっ。
by geesgreen | 2010-02-14 05:53
神に選ばれた人たち
昨日は暖気でしたね。
やっぱり来ましたね、雪まつり暖気が。
春の気配を感じた方も多かったと思います。

昨日は月形の雪の聖母園のハウスへ。
潅水と、換気のための扉開閉の打ち合わせ兼ねて。
もう少ししたら晴れた日中は妻面の扉だけでなくサイドも開けなければならない、保温のために残したサイドの雪壁もそろそろ割らなければなーと思って行きましたが…

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何と到着してみると、その雪壁を施設の入所者の人たちがきれいに崩して運び出している最中。
秋に見たダイコンの掘り取り〜運搬の時と同じく、今度は一輪車ではなくママさんダンプでのリレー。
みんな黙々とやってました。
感謝、感謝です。

入所している知的障がい者の方々は、誤解される言い方かもしれないけど、神に選ばれた人たちではないかと感じています。
欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる 熊鷹が二頭の猪を両足で同時に捕まえて離さなかったので、猪が左右に逃げたときに股が裂けてしまった、ということわざ)、我々は多かれ少なかれみんな欲のかたまり、彼らはそんなのとは全く無縁です。
彼らと接する度に今の自分を、欲にまみれた自分を振り返ってしまいます。
これからもいろんな接点、お願いすることになりますが、自分にとっては全く貴重な体験になると思います。

でも、写真のいちばん手前の彼(いつ発作があるかもしれないので常にヘッドキャップをしている)に、車のタイヤはチェーンを付けた方がよいと強く言われ、このタイヤは冬は滑らないんだよと言ってもなかなか分かってくれませんでした。
でも、ありがとう。
心配してくれてるんですよね、きっと。

平日のハウスの開閉は、冬中ずーっと重機で除雪をやってもらっている施設管理の職員の方へ、休務日の土日はコテージガーデンの若いスタッフお二人にお願いすることにしました。
梅木さんには聖母園への取っ掛かり、業者紹介など、これまで本当にお世話になってます。
またまた、感謝、感謝です。
月形は自分にとって特別なところになっています。
by geesgreen | 2010-02-09 05:22
天の邪鬼で偏屈
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一昨日やっと問い合わせていたバラの最後の返事が来て、とりあえず今季のバラが確定しました。
昨日は一日中そのラベルのデーター入力。
今日もその続き、完成します!

植防やらで引っかからなければ、全部で391品種になります。
多いか少ないかは問題ではないのですが、最後のカナダのナーセリーが思ったほど欠品(品切れではなく最初から在庫が無いのにカタログに載せている、プンプン)がなく、嬉しかった。
あの騒いでいた‘ポラリス (Polareis)’ (‘ポーラー アイス (Polar Ice)’)も追加で10株確保できました。
その他も欲しかったものいろいろありますが、無事に顔をみてからまた別の機会に。
何事も無く無事に受け取れることを願っています、強く、強く!

それにしても、391品種のその大半が日本ではあまり流通に乗っていないものです。
天の邪鬼、偏屈と思われるでしょうが、そうではない(多少はあるかな)。
自分のテーマの耐寒性と耐病性を第一に、そして花の品格を加味して選んだもので、敢えて他店との差別化を狙ってのものではありません(もちろん少しはありますが)。
いつも言ってますが、植物はその栽培環境が最も優先するので、極論ですが、同じ植物が気候が全然違う所(例えば東京と札幌)でどちらでもよく育つということの方が不自然だと思います。
とくにバラのような系統、品種のバラエティーが豊富な植物では。
もちろん、どちらでもよく育つというものもありますが、厳密に言えば極めて少数でしょう。
東京ではいいが札幌では調子悪い、逆に東京では調子悪いが札幌では全然いい、それが当たり前と思ってます。
小樽と札幌でも違いますから。
だから、園芸植物なんて所詮大儲けができるものではない。
そこそこでチマチマやるのが当然だと思います。
だからこそ、その地域地域で特色が出て、それを見るのが楽しいんだから。
そういうもんだと思います。
自然界では今、生態系や生態学で移入植物なんかの「自然の画一化」が問題になっています。
今の園芸界のやり方って人為的にそれをやってるようなもんです。
だから、だから…もう止めますね。
いくらでも続きそうなので。

ところで、バラの第一便が来週火曜日にバンクーバーから千歳に着きます。
連絡によるとバンクーバーは異常に高温で、いつものこの時期は−10℃くらいなのが連日+10℃くらいあるそうです。
オリンピックは大丈夫かしらんと思ってしまいます。
逆にヨーロッパではちょっと前まで異常な寒波だったみたいですから、日本で感じる異常気象なんてもんではないようですね。

昨日から雪まつり。
小学校の低学年の授業の一貫で行ったきりで、すぐそばでやっているのにとんと見たことない。
札幌でのあの冬季オリンピックも、高校の授業は確かオリンピック休みだったのに全く見に行かなかった。
やっぱり天の邪鬼で偏屈かもしれませんね。

で、今日の写真?
J. D. サリンジャー、去る先月27日にニューハンプシャー州の田舎町、コーニッシュでの隠とん生活の末91歳で死去。
伝説の作家、正直まだご存命だとは思いませんでした。
合掌。
by geesgreen | 2010-02-06 06:11
立春
昨日は立春、春めいてきましたねー
うそです。
寒かったですねー
札幌でも−10℃以下になりましたが、占冠村では−34℃になったそうなので、−10℃なんか屁の河童ですね。

昨日はちょっと用事があり日中イコロの森へ久し振りに行ってきました。
相変わらず天気良かった。
寒いながらも久し振りに太陽の光を浴びるとエネルギーが補充されるような気がして、気持ちよかった。
ローズガーデンの様子はどうかと帰りに覗いて来ました。

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何やら動物の足跡。
下ろした前足より次にジャンプする後ろ足の跡が先に付く、この特徴的な足跡はウサギですね。
ジャンプ、ジャンプの跳躍前進が目に浮かびます。
食いものないからといって決してバラは食べないように。

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ローズガーデン。
雪が少ない。
ニオイヒバの株元の土が見えていますが、30〜40㎝ほどの積雪でしょうか。
これならバラの根曲がりは不要ですね。
でも全く雪の恵みがない。
やっぱりチップかけが正解のようです。
こんなに枝が露出するんなら、−20℃ではヤワな枝はいっちゃいますね。
写真はガリカだからヘッチャラですが。

今日から雪まつり。
今日も寒いようですが、絶対に会期中に春を感じます。
賭けますよ。
恒例ですからね。
by geesgreen | 2010-02-05 06:11
ECM
一昨日は年明け一回目のニッセイの講習でした。
本当はその日から始まったビッグサイトのギフトショーに行くつもりだったのですが、ダブルブッキング。
急遽Annaさんに工藤の名前をかたってYukaさんと行ってもらいました。

ギフトショーには随分前ですが過去に行ったことがあり、久し振りで楽しみにしていたんですけどね。
もともと雑貨ものは好きですし、店で売るというより自分でほしくなってしまいます。
まあその意味からは自分は行かない方がよかったかもしれません。
過去にも、どう見ても売れないようなものをどっと入れてしまって結局は私用に回しましたから。
変な例えですけど、スコッチ好きのバーテンが客そっちのけで酔っぱらってしまうバー、のようなもんです。
若い二人の感性にマッチしたものの方が絶対売上には繋がるでしょうね。

ここ数日、やはりデスクワークが続いてます。
締め切りあるようなものはあまりないので(正確にはあるんですけど)淡々とやってますが、最近は何故かBGMはECMものが多い。
ECMはドイツのミュンヘンで60年代に設立されたジャズのレコード会社です。
Keith Jarrettが代表的存在で、知ってる方は想像できると思います。
20歳前後はどっぷりジャズにハマっていましたが、その時はECMものは敬遠してました。
熱いものが好きだったですから、どうにもクール過ぎて肌が合わなかった。
でも今みたいな冬の淡々とした作業には、そっちに気が行かないので向きます。

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上のCDは全部ECMものです。
自分でも驚きですが、結構持ってるもんだなと思いました。
ECMはどれもジャケットデザインが非常に優れています。
このレーベルの音作りのコンセプト‘The Most Beautiful Sound Next To Silence (沈黙の次に来る美しい音)’、まさしくそんな感じです。

いちばん上のはチェロのDavid Darlingの‘Cycles’という1982年のものですが、このジャケットがいい。
何も無い湖(沼かな)の冬枯れの草原に立つピンクのダウンを着た人の後ろ姿。
凛とした空気感がいい。
長くなるので別な機会にしますが、この辺の空気感ってきっと北海道のいろんな場面のデザインや色使いのベースになるものだと思っています。
本州のような暖温帯や亜熱帯とは全く別の冷温帯、亜寒帯の世界です。
リバーブ (残響音)のある音もこのジャケ通りで、静かではあるけれどクールさの陰に温かみや強い意志が感じられます。

でも、もう1週間もすれば淡々なんてのは遠い昔の話になって、またバタバタの動きになる。
そうなればまたロックテイストのBGMになるな、きっと。
by geesgreen | 2010-02-04 05:58