イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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シロクマ
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札幌市内も昨日からすっかり雪景色になりました。
皆さん冬締まいは終わったでしょうか?
でも慌てる必要はない。
札幌の根雪の平均初日は12/4ですが、来週は気温も上がるみたいだし、まだまだ根雪にはならないでしょう。
賭けますか?賭けますよ。(昔はこの時期の雪のたびに、根雪になるかどうかをよく賭けてたもんです)

一昨日はニッセイのバラ講習でした。
駅前通りに面する出来立てホヤホヤのビルで、大会議室こけら落とし、一発めの講習でした。
100人以上の方に参加いただき、つるバラについて話しました。
久し振りにプロジェクターで品種の写真をやったので、相変わらず時間足りず、「質問はいっぱいあるでしょうが、今日はなし」と一方的にログアウト。
参加していただいた方、申し訳ありません。
今度またどこかでお会いする機会あるでしょうから、そん時に、すんません!

それにしてもこのビル、4階建てで中央の吹き抜けホールがやたらに広い、贅沢な造りです。
地下にはTULLY'SやGODIVA、旭川のあのトンカツの井泉やら大戸屋やら。(外れのないものを揃えたって感じかなー、おっとまた余計でした)
吹き抜けを囲むような素通しの廊下、エスカレーター。
ミネアポリスの空中歩道(スカイウェイ)を思い出しました。
札幌の駅前通りは現在、大通公園と結ぶ地下道が建設中ですが、ミネアポリスみたいにビルの2Fとか3Fを結ぶ空中歩道にしたらよいのに、と思います。
ミネアポリスでは街なかの主だったビルはほとんどスカイウェイで結ばれています。
どれもガラス張りで閉鎖的でなく気持ちのよいものです。
確かに地震とか、大雪の問題があるから難しいかもしれませんが、地下よりよっぽど気持ちよい。
ミネアポリスだって寒くて雪が多いから作られたんですから。
ウリになるのになーと思います。
地下街はめったに歩きません。
何か息苦しくなります。
酒飲むのも、絶対地下よりも高い所(値段ではなく高度が高い所、もっとも値段も高くなりますが)の方がよい。
昔から高い所好きです。
上れそうな木があれば片っ端から極限まで上りました。
今はそんな子供いないですよね
自分の好みですね。
変ですね。

で、頭のシロクマの写真は?
どういう訳かいつのまにか部屋に置かれていたシロクマのフィギュアです。
かみさんの仕業です。
季節感は少しありますよね?
それ以上の意味はありません。
by geesgreen | 2009-11-29 05:14
「ちざきバラ園」閉鎖
噂では流れていたものの、昨日ついに「ちざきバラ園」閉鎖の報道がされました。
40年弱の歴史に幕が下ろされたわけです。
90年代のピーク時の1/3の入場者になり、管理維持費が負担になっており、もうこれ以上維持できないと判断したようです。
3年前にエフアンドジーが経営を引き継いだ訳ですが、この状況は十分予想されました。

どこもそうですが、本来このような施設は入園料だけで賄うにはかなり難しい。
本来的な質が維持できないと、他からの補填の意味合いもなくなります。
維持のための物販やイベントなどでの収益事業は本来的な目的を達成した上でこそのもので、本末転倒な状況に陥ると施設の存在意義自体がなくなってしまいます。
エフアンドジーが引き継いだ時点から、その本来的な目的、つまり「しっかりバラを見せること」を抜きにした花壇改修や施設運営の方向に重きを置いていたので、この結果はある意味当然と言えるかもしれません。

ちざきはすぐ近くなので昔からよく行ってました。
その歴史とコンセプトとはまさに「王様の庭」、「パトロンの庭」であり、バラ園のある意味王道でした。
それがあるから、自分はその対比としてのもっと多様なバラ園、バラの利用を探ってきたのです。
その辺の意味合いを管理者はどれほど理解していたのか。

既にバラは安平町の本社に移されたとのことですが、残念ですがその価値たるものはほとんどないでしょう。
残念ですが、バラ自体も末期的な状況でしたから。
バラは木です。
いつも年数を経て育ったものこそ価値があると言っています。
その価値さえない状況だったことこそ問題だったと思います。
それが残念なことです。

他の同様の施設も同じような危うさを孕んでいます。
長年育った植物が一瞬にしてパーなんて前例は山ほどあります。
大げさですがその文化的価値の認識という意味では、管理する側も、見る側もまだまだ未成熟と言うか、全く無視されているのかもしれません。
そんなもんなら作らない方がよい。
結末が余りにも無惨ですから。

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バラ園だったすぐ上の敷地には、結婚式場に付属する礼拝堂の建設が進んでいます。
by geesgreen | 2009-11-26 05:57
一山越えて
おはようございます!

昨日でやっとバラの発注終了しました。
昨日は、朝というより夜ですが2時半から最終調整してました。
毎年のことですが、一山越えた感じです。

欧米の種苗会社と在庫確認やら、総数や品種ごとのロット調整、品質の確認などやり取りし、これも毎年のことですが「始めに言ってよー」とか「話し違うじゃん」なんてこと多く、疲れました。
来年は輸入苗と自家生産の自根苗のみでいきます!
国産は一株もなし!
残念だが一株もなし!

で、海外の業者とやり取りしていて気になったことがあります。
今回とくにいちばん頼りにしていた人(カナダの業者)とは、ほぼ中国にいる当人とメールのやり取りしてました。
中国での展示会や商談でずーっと中国にいたみたいなのです。
昨年行ったガリバー的なミネソタの苗木やも、「大型のコンテナでどんどん中国に苗木を送っているよ」とほくほく顔で言ってました。

昨日から中国の広州で自動車ショーが始まったようです。
何やら、どんどん撤退して閑散としていた東京モーターショーの数倍の参加業者がある、と報道されていました。
今に世界最大のフランクフルトのモーターショーに匹敵する勢いだとも。
モノも金も中国にどんどん集積している感じですね。

我々日本人はそれを横目で見てればよいのかと言うと、そうでもないような気がします。
かつて、ガーデニングブーム(もう死語ですよね)の勢いで日本人がイギリスでプリムラ・オーリキュラを買い漁り、イギリス人は不可解で困惑したとの話を聞いたことあります。
そんなイギリス人のように困惑していればよいのかと言うと、そうでもないような気がします。
イギリスには日本より短いものの、様々な伝統があり、それを維持している。
園芸然り。
積み重ねた伝統があるから横目で見ていられる。

振り返って日本、
引っかけの話しですが、先日行った幕張のガーデンEXPO、国内の種苗やのトマトブームには驚きました。
お前は絶対トマトやではないだろうというような会社も、まさに猫も杓子もの状態。
ガーデンの見本市も車と同様にフランクフルトのガーデンショーが最大規模と言われていましたが、かなり前に3日ほどかけて見たことあります。
ヨーロッパを中心に種苗や資材の各社が出展してましたが、どこも個性があり、独自で培ってきたものをウリにしていました。
そんな業者が日本にはあまりに少ない。
幕張でもあちこちのトマトの中ではデルモンテのトマトのブースがいちばんと思いました。
当たり前ですよね。
ライセンスの問題からイングリッシュローズも複数の業者が扱ってましたが、おまえはバラやではないだろう、似合わないじゃんと思うようなところも、売れるもんは何でも扱う。

そんな中で幕張では新潟の鍛冶屋のブースがいちばん面白かった。
剪定鋏、いーのがあります。
Felcoなんて目じゃない、剪定鋏は日本がいちばんでしょうね、何せ刀の国だもの。

伝統も、経験や技術も、金のためにあっさりと捨て去る商売なんて、長続きしないし、共感は呼ばない。
これまで積み重ねた時間があまりに無駄です。
地道に積み重ねること、これってお金には代えられないですよね。

脈絡のない話しになってしまいました。
何せ一山超えてハイテンションなものですから。
ごめんなさい。
by geesgreen | 2009-11-24 06:04
最後の紅葉
いやー、ブログ10日振りになっちゃいましたね。
別に何にもしていなかった訳ではなく書きたいネタもあったのですが、このところ毎朝早くから海外のバラの種苗会社をチェックして、在庫確認したりのメール出したりで、そのまま出動時間になってました。
予め品種指定をしている植栽用の欠品補充なのですが、調べているうちにあれもよい、これもよい状態になり、でもロットの問題で組合せのためにはあれは残してこれを諦めるかーなどなど、全くパラドクス状態です。
今朝は久し振りに返事待ち。
もっとも先週は、一泊二日で幕張のガーデンEXPO顔出し、その後数本講習やり、バラのハウスへの移動などなど、結構忙しかった。
今日もこれから深川へダリアの生産者と打合せ、その後大学での授業となります。

本格的な冬の季節になってきましたね。
一昨日は江別、岩見沢、美唄、月形辺りを車で走りましたが、どこも雪で真冬のような吹雪き状態の所もありました。
同じ日の千歳、札幌は路面が乾いていましたから、数10kmの距離で随分違うもんです。
あちこちもう冬ですね。

でも札幌の街なかではまだ秋の残りを楽しめます。

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北大植物園西側の北3条通りのアカナラ(Quercus rubra)。
北大植物園の中にあるアカナラは、かつての植物園長宮部金吾博士がアメリカの植物園と種子交換をして育てたもの。
無剪定で見応えがある植物園前の道庁にかけての並木はその二世にあたり、さらにその並木から採取した種(ドングリ)からの苗木が各所に植えられたそう。
最近ビルの前とかに結構使われるようになりましたね。
大きく育つのである程度道路の幅員がなければ使えなく、そういう意味では北海道らしい街路樹の存在になるかもしれません。
他の落葉樹はほぼ落葉しているので、最後の紅葉樹かも。
例えようない渋色の、いー葉色です。

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ついでに近くの柿。
結構実が付いています。
この他にも昔から何故か西区には柿が数株育っていました。
大分前に大株に育った二株を寄贈され、百合が原の温室に移植したことを思い出します。
渋柿でしょうから、庄内柿かもしれませんね。
まだそれほど年数経ってない木ですが、これだけでも結構食べられますね。
温暖化で道内でもだんだんあちこちで見られるようになるかもしれません。

それにしても、バラの返事まだかなー
by geesgreen | 2009-11-20 05:57
アーメン!
昨日はイコロでバラの冬囲い。
昨年もやったミネソタ手法。

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枝を結束した各株を倒して株上にチップをかける防寒方法です。
いろんな巻ものをするより枝の生存率はかなり高まり、作業時間も比較的かかりません。
ですが、大量のチップが必要になり、結構重労働。

今年は枝枯れに不安のあるものだけにして、耐寒性の強いものは結束だけに。
一度越冬した枝は耐凍性が高まっているはずだし、気候への順応も期待できるので、年々省力化はできるはずです。
植えてからの年数も考慮しましたが、基本的にはハーディネスで各品種を3段階に区分けして、Z6はチップかけ、Z5はムシロかビニール巻き、Z4以上の耐寒性の強い品種は結束だけとしました。
ですが実際チップかけを始めてしまうと、ノリと勢い、ムシロかビニール巻きの対象のものもやっちゃおう!って感じでチップかけに変更。
結局全部で0.5m3のローダー45杯分を使いましたから、20m3以上のチップを使ったことに。
ほぼ一日イコロのKさんがローダーでローズガーデンまで運び、それを2名で一輪車で各株に掛け、1名は株の押えとチップの均し役。
やっぱり結構な作業量ですね。
皆さんご苦労様でした。
これだけのチップが使えるのはイコロならではのことです。
春にはマルチングとして敷き均すので、将来的には土壌改良にもきっと役立ってくるはずです。

それにしてもいつも感じるのですが、このチップを掛けた様子、いかにも死体が埋まっているように見えません?
で、枝支柱の十字架と残ったバラのリースで鎮魂、アーメン!

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by geesgreen | 2009-11-10 06:23
稲わらマルチ
ここ数日かなり気温が上がり、らしくないですね。
でもやはり時期が時期なので、今日も一日冬囲い。

先日深川の拓殖大学北海道短期大学での授業の中でも、この秋、植込みが終わったボーダーガーデンの宿根草の刈り込みと冬囲いをしてきました。

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冬囲いと言っても植えたばかりの苗を守るためのマルチングが主です。
深川は米作のメッカ、大学の農場でも広い水田圃場があり、そこから出る稲わらをマルチング資材として使いました。
今はコンバインで稲刈りをするので稲わらというものも存在しなくなりつつありますが、大学では昔ながらの天日乾燥「はざかけ」をするので大量に稲わらが出ます。
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束になっている稲わらをそのまま苗の上に被せます。
暖ったかそう、これなら凍上の心配もありません。

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校舎の中庭に今年植えたヤマアジサイには、ムシロ代わりに稲わらで囲いました。
束になっているので非常に楽にできます。

ある意味、稲作民族ならではのすごく贅沢なことかもしれませんね。
いずれは堆肥化して土に戻るでしょうから、いろんなメリットはあると思います。
昔バラ用に稲わら堆肥が売られていたことがありましたが、稲わらに含まれるケイ酸分や、納豆菌の元の枯草菌など、とくにバラには最高の腐植に成り得るでしょう。
春になったら束をほぐして再度きれいにマルチングしようと思っていますが、一冬でどれだけこなれるのかなー
昔やったことありますが、今度は稲わらから縄づくりもしたくなっちゃいました。
PPのムシロや縄なんかは絶対使いたくないな。
by geesgreen | 2009-11-09 04:55
90点
昨日は冷たい時雨でした。
今日も日中は気温が低いようです。
旭川では10㎝ほど積雪があったよう、今週からはあちこちで冬囲いの光景が見られるしょうね。
週末は気温も少し上がることから最盛期かな。
でも、郊外ではかなり落葉も進んでいますが最後の最後まで紅葉の秋色を楽しみたいものです。

今年の紅葉はかなり点数高いと思います。
昨年は70点とこのブログで書いてましたが、今年は90点でどうでしょう?
葉の傷みが少なく、しっかり色付いていた。
近年稀に見る紅葉の当たり年だったと思います。
こんなに葉色を楽しめたかなーと思った樹種が多かったような気もします。
理由は、昨年同様夏は猛暑にならず雨が多く夏枯れが少なかった、秋も穏やかで台風やゲリラ雷雨が少なく葉が傷まなかった、気温の低下が穏やかで一気に落葉せず葉がしぶとく残っていた、などなど。
農作物では日照不足や冷夏の影響を受けましたが、北方系の樹種には好影響だったかもしれませんね。

明日は文化の日、文化の日と言えば菊。
今年は諸々あって時間なく地下街は覗けそうありません。

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近くの中庭の懸崖。
普通の懸崖ですが、大げさな見せ方よりよほど風情を感じます。
by geesgreen | 2009-11-02 05:03
棘まみれ
この一週間、先週の葉むしりに引き続き、バラの自家生産苗(自根苗)の掘り上げ〜ポット上げしてました。
全部で約2,000株、昨日完了しました。
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初めて露地植えしましたが、これまでやってきたポット植えと異なり、6月に地植えした株はこの4ヶ月間で見事な大株に育ちました。
アメリカではバラの苗木の等級が制定されていて、グレードによってNo.1、1+1/2、2の三段階に分けらていますが、ほぼどれもNo.1クラスのサイズ。
アメリカで見た自根苗生産に匹敵するほどの出来。
太根も多く、よい、よい。
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これはクライミングミニチュアのノゾミ。
畑で地面に這って伸びていた各枝をひーひー言いながら結束して掘り上げ、ポット植えしたものです。
枝の長さは3mほどはあります。
耐寒性、耐病性抜群、枝もしなやかで誘引しやすく、雪から出ても、雪がなくても全道どこでも安心してつるバラとして使えます。

ノゾミだけでなくどれも枝先は切りません。
通常は流通や価格設定などの問題でどれも同じ枝の長さに切り詰められるのですが、苗の段階から各系統、各品種の個性が出て、苗の姿も異なるのが自然です。
本来バラ苗はそうあるべきと思います。
その姿から使う場面をイメージして選ぶことができるし、植えた後もすぐにそれなりのボリュームある姿を楽しむことができます。

でも、大変な作業です。
当たり前ですが、枝を切り詰めた方がよほど楽。
枝枯れさせないための置き場所の確保も必要になるし、こんなことは他ではやらないだろうなーと思います。
昨日の帰りの車中でYukaさんはずーっと指に刺さった棘を抜いてました。
皆さん、ご苦労様でした!
by geesgreen | 2009-11-01 05:32