イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
以前の記事
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2009年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧
eire
お久しぶりです!
緑の島から戻ってきました。
アイルランドは文字通り「エメラルドの島 Emerald Isle」でした。

北大西洋海流(暖流)と偏西風の影響をを受けた温暖湿潤な気候で、現地の人によれば夏はロンドンよりも4、5℃低く、冬は逆に4、5℃高い感じだそうです。
雨も多く、年間降雨日数が200日を超します。
そのため、多様な植物、とくに常緑樹の濃い緑が一年中保たれています。
行っている間も日が射せば20℃以上の感じはしますが、曇れば涼しく、毎日雨は降ったものの日本のようなどしゃ降りではなく蒸し暑さは全く感じませんでした。

f0160407_405157.jpg
f0160407_412927.jpg
f0160407_42368.jpg
f0160407_425059.jpg
f0160407_431565.jpg

どこへ行っても圧倒的な濃い緑。
もちろん宿根草のボーダーガーデンや街なかのハンギングなどもどれもよく育ち日本と比べようもないほど質が高いのだけれど、やはり緑です。
街路樹はどこでも大きく、例えれば北大植物園正門前のアカナラのサイズが普通。
どれも樹冠を広げ、緑のトンネル状態です。
ほとんどが石作りの建物、石壁、そして緑濃いヘッジと芝生。
緑の濃さはイギリス以上かもしれません。

バラに関しては、ベルファスト国際コンクールで有名なSir Thomas and Lady Dixson Park(バラのDicksonとは無関係)に行き、数多くの見知らぬバラを見ました。
とくにやはり当地Dickson作出のバラは見応えありました。
そこで出合ったRose Soceity of Northern Irelandの会員の人に教えてもらってDickson Nurseriesにも迷いに迷ってやっとたどり着くことができました。
突然の訪問でしたが、Dickson5世(84歳だそう)に会うことができ、亡くなった鈴木省三さんもここに来たんだよと言っておられ、持参したバラ本を渡すことができました。
この2箇所に行けただけで目標達成なんですが、事前調査も無し、行き当たりばったりで本当にラッキーでした。

写真、合計1,565枚撮りました。
バラの品種は別にして、ほとんどが上のような街なかや公園での風景です。
行ってからずーっと、そして帰って来てからも、北海道の景観ってことを考えています。
アイルランドと北海道はほぼ同じ面積、人口も同じくらい、産業も一次産業が主体、どちらも種類は違うものの緑の島。
中世ではアイルランドは地球の西の端、その向こうは神の国と考えられていたそうです。
今のヨーロッパの人にとっては日本、北海道が東の端にあたります。
人間に例えるとアイルランドが右耳で、北海道が左耳、通じるものがあるのかなーとも思います。

まだ時差ぼけ続きで、昼夜逆転してます。
いつもそうですが、カルチャーショックから不思議な国日本の現実にシフトするのが結構キツい。
明日、早速帰ってから一発目の講習があります。
選挙結果も出たし、緑ボケしてはいられないですね。
by geesgreen | 2009-08-31 04:03
ツール・ド・フランス
突然ですが、明日から月末までこのブログ休みます。
ちょっと消えます。
アイルランドへ行ってきます。
一人です。
夏休みでもないんですが、ちょうどスケジュールが空いたので急遽決めました。
アイルランドへは日本からの直行便はなく、ロンドンかフランクフルト、パリから乗り継ぎになります。
どこの経由でもよかったのですが、どの便も混んでいて(本州はまだ夏休みですもんね、うっかりしてました)、2席空いていたロンドンまでの便を取りました。

前にブログでも書きましたが、アイルランドは前から行きたかった。
もちろんバラ絡みでDublinのNational Botanic Garden、BelfastのCity of Belfast International Rose Garden、Sir Thomas & Lady Dixon Parkなど、またできれば古いバラが植わっている教会などもを見たいと思っています。
でもほとんど事前調査していないのでどうなることやら。
いつも通りひたすら車で走るのみです。

最近またケーブルTVでツール・ド・フランスの再放送をやっています。
あまりTVは見ないのですが、自転車のロードレースは好きです。
ツール以外もジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャなんかもタイミングが合えば見ます。
でも、誰が優勝したかなんかはどうでもよく、2時間以上も走り続けるステージがほとんどなので、なんせこちらは飲みながら見ているのでとても最後まで見ることはありません、と言うかできません。
では何が好きかと言うと、周りに写るヨーロッパの田園地帯や片田舎の町なかの景色です。
どこも決まっている。
ちゃらちゃらしたものがない。
北洋銀行のあの青い看板もない。
とくに緑の景観がよい、豊かな緑です。
中世から変わらない景観なんだろうけど、変える必要がないものなんだろうと思います。
そんなものと自分たちの住んでいる北海道の景観、それをどう考えればよいのだろうといつも思っています。
羨ましいとかではなく、何がここ北海道のスタンダードなんだろうかと。
自分たちはついつい足し算してしまう、あれこれ仕掛けようとする、それって必要なんだろうか。
街なかは別にしても、二次的自然を含めてのあるがままの自然景観、これが文化的歴史のない北海道ではスタンダードであるはずです。
何の自己哲学もなくめちゃくちゃ手を入れてしまった景観、これを引き算していき、修正していくのが園芸や景観に関わる僕らの仕事と思うのです。

こんなこと書き始めると延々と続きそうなので止めますが、
アイルランドに行くのもその辺のヒントを探しに行くのが目的かもしれません。
ではまた!
行ってきます!
by geesgreen | 2009-08-19 04:32
脅威の花保ち
昨日はイコロで講習会。
お盆中の休みにも関わらず多くの人に参加していただきました。
感謝です。ありがとうございました。
挿し木の講習だったので事前にローズガーデンで挿し穂用の枝を切りましたが、一季咲きのバラの花がまだ残っていました。

f0160407_4275838.jpg
‘ドロシー パーキンス’(Dorothy Perkins)、古くからのランブラーの定番品種。
札幌では当に終わっていますが、イコロではまだ見れます。
確かに遅咲きではありますが、一ヶ月はずれてるなー

f0160407_4282951.jpg
同じように見えますがやや赤みが強い‘クリムゾン シャワー’(Crimson Shower)、やはりランブラーの銘花ですね。
どちらもウィクライアナの血が濃いランブラーなので遅咲き、花保ちの良さが特徴ですが、それにしてもこの‘クリムゾン シャワー’は今が見頃。
今、8月中旬ですよねー、信じられないーって感じです。

ですが、札幌でもランブラーの花がまだ見られます。

f0160407_4292826.jpg
‘ド ラ グリフェレ’(De La Grifferaie)。
フランス、Vibert、1845年作出のハイブリッド ムルティフローラ。
初期のハイブリッド ムルティフローラで、 Rosa multiflora var. carneaからの品種と言われていますが、そうなればサクラバラと呼ばれるRosa multiflora var. cathayensis(Rosa uchiyamana)との関係、そしてあの‘セブン シスターズ ローズ’(Seven Sisters Rose=Rosa multiflora var. platyphylla?)まで思いが及んでしまいます。
いずれにしてもノイバラというよりも葉や花の感じはガリカっぽい。
百合が原に一株植えていて、前からその花保ちの良さには驚いていました。
渋めの感じがよく、立ち性の樹形も暴れず縦長の場面では使いやすい。
世の中での流通は全くなく、こんな品種ほど挿し木の自根苗ですね。
でもかなり手強い。
やっと10株ほど殖しました。
来年やっとデビューかな?
乞うご期待!
by geesgreen | 2009-08-17 04:30
心理的剪定?
世の中お盆ですね。
民族大移動、お盆休みの方も多いと思います。
自分はというと普段とは変わらず、あえて普段通りです。
皆が一方向を向くと、あえて立ち止まる、むしろ逆を向きたくなる、いつもそうです。
これを天の邪鬼というのでしょうかね。
まあ子供の頃からそうなのでしょうがないですが。

ですが、昨日の朝は墓参りには行ってきました。
実家に行って驚きました。
以前は自分でやっていた庭木の剪定を、とても時間が取れないので業者にお願いしました。
打合せではくれぐれも切り過ぎないようにと伝えていました。
ねえY造園さん(Y山造園ではありません)、そうですよね!
「枝透かし」を主体に伸びた枝をトリミングしてね、決して「切り戻し」はするなと。

f0160407_5492096.jpg
がーん、全然話し違うじゃん!
ぶち切り、すかすかじゃん!
母の話ではやった職人は満足だったそうですが、いちばん避けてもらいたい剪定でした。
切ってさっぱりしたでしょうが、違う、違う。
切り詰めるだけなら頭いらない、誰でもできます。
おそらくこの後、新梢や休眠芽ばんばん伸びて暴れるのが目に見える。
後で苦労する。
またばっさりやればいいってか?
そんなの街路樹と同じじゃん。

まあ、あちこちで見られる光景ですが。
そもそも一年に一回、お盆時に全部をやるというのが無理あります。
とくに落葉樹などの太枝切りはやはり休眠期の冬にやるべきです。
写真にはないけれど、ナナカマドなんてもっとすかすかです。
この時期は本当に透かしでよい。
何となく透けてさっぱりしたくらいがよい。
それが腕の見せ所と思うのですがー
ぶち切り街路樹ばっかりやってるからなんだろうか、と思ってしまいます。
まあ一般にはそんなにお金かけられないから、頼む方はやるからにはバッサリ切ってねと言い、業者もそれに応えてばんばん切る、両者さっぱりしたねー、そんな構図かな。
心理的な剪定、そんなことでむやみに切られたら堪りません。
プロなんだからその辺はしっかり説明すべきです。
やっちゃいけない。

切られたものはしょうがないかー
でもねー、うーん。
by geesgreen | 2009-08-14 05:52
Spider Lilly
f0160407_3513671.jpg
f0160407_3521032.jpg
円山公園近くのレストラン前に置かれているヒメノカリス。
暑い時には目一杯暑い色でと言っておきながらも、やはり白花は涼し気でよいです。
とくにこの清楚な白花がよい。

ヒメノカリス(Hymenocallis speciosa ヒガンバナ科)は西インド諸島原産の球根植物。
旧属名のイスメネ(Ismene)の名もいまだによく使われていますね。
英名でSpider Lilly。
かなり細長い6弁の花弁を広げる白花の形が特徴で、美しい膜状の副花冠を形成することからヒメノカリス=ギリシア語の「美しい膜」と名付けられました。
雄しべの先にT字型につく黄色い葯も美しく、香りもよい。
種間交雑のクリーム色の園芸品種‘サルファー・クイーン’ (Hymenocallis cv. Salphur Queen)が春植え球根としてよく売られますが、やはり純白のこの原種の方が断然よい。

この株、3株ありますが非常に良くできてます!
葉の傷みもなく、子株も増えていることから、おそらく株分けして3年ほどそのままじっくり育てたものと思います。
瀬戸鉢に植えられていますが、的確な置き場所設定と水やり、施肥の賜物でしょう。
前に育てていたことありますが、これほど大株には育てられませんでした。
じっくり我慢して育て上げたものって拍手喝采ものですね。
よい、よい、よい、いいもの見せてもらった!
by geesgreen | 2009-08-12 03:53
深川のバラ
昨日所用で深川へ。
今年は大学絡みで深川へ行く機会が多くなりました。
深川と言えば米どころで有名ですが、リンゴやサクランボなどの果樹農家も多くあります。
そして、あまり知られていませんがロサ グラウカ(Rosa glauca)の切り枝生産の道内最大規模の産地でもあります。
グラウカは秋から冬にかけて実付きの枝が「スズバラ」として花屋さんで販売されています。

f0160407_622828.jpg
こんな畑が山の斜面に点在しています。
ロサ グラウカのシノニム(異名)はロサ ルブリフォリア(Rosa rubrifolia)。
種小名のglaucaは「灰色がかった緑色の」という意味、rubrifoliaは「赤い葉」の意味。
どちらも他の植物でも種小名としてよく使われていますね。
特徴的な葉はどちらかと言えば「灰色がかった緑色」の方が適切と思います。
ヨーロッパ中部及び南部に自生しており、やや乾燥地に育つ耐寒性最強(Z2)の強健な原種です。

深川はリンゴなどバラ科の植物がよく育つ土地柄でもあり、昔から趣味家のバラ栽培も盛んで、かつては深川バラ会は全道でもトップレベルでした。
そんなことやらで今後も、深川とは長い付き合いになりそうです。
by geesgreen | 2009-08-11 06:23
やっとViva Caliente!
この3日間やっと夏らしい暑さになりましたね。
今日も暑くなりそう。
ちょっと前まで夏らしくないと嘆いていたのに、少し暑くなると暑くてたまらんと、勝手なもんですね。
「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」いや「喉もと過ぎれば寒さ忘れる」かな。(うっ寒!)

f0160407_4333937.jpg
Gee'sのゼラもバンバン咲いてきました。
もう少しで思惑通りの真っ赤な場面ができそう。

f0160407_434246.jpg
近所のノウゼンカズラ(Campsis grandiflora)。
あちこちで咲いてますね。
やっぱり暑い時はこのトロピカルな花は似合います。
支柱代わりのオンコ3本がどうのこうのなんて、ヤボなことどうでもよいダイナミックな景観です。
なんせノウゼンカズラが主役ですから。

昔は暑い夏狙いで涼し気な場面とか「涼を呼ぶ〜展」なんかをやってましたが、逆らわないで暑い時は目一杯暑い色の方がやっぱり似合います。
でもどっかの(あっちこっちか?)花壇みたいに緻密さを欠いた高彩度かつ高明度の花色の組合せは堪りません。
色調を意識すれば多色使いも悪くないのですが、これを単純に暖色だけでなんてくくりでやられては堪りません。
暑苦しいだけです。
補色の使いは冒険的で難しく正確さが欠かせないし、120度関係なんて中途半端な色の合わせは最悪です。
ただでさえ暑くて頭に血が上ってるので、思わず合わない色を抜きたくなる。
おっと失礼、犯罪ですね、すんません。
冷静に、冷静に、っと。
by geesgreen | 2009-08-10 04:37
ノーコメント
昨日打合せで北竜町へ行ってきました。
北竜町と言えばヒマワリ、この天気でまだ2〜3分咲き程度。
ヒマワリだけで勝負ですから、天気の影響は大きいですね。

f0160407_429106.jpg
道の駅になっている温泉施設「サンフラワー北竜」の入り口。
北竜、北のドラゴンかー・・・・。

f0160407_4303184.jpg
「ひまわりの里」の畑の中に何故か水車が3基、上からポンプアップした水を流してクルクル、クルクル。
新名所だそうで、うーん・・・・・。

f0160407_431667.jpg
帰りに通った秩父別町のメインストリート。
バラ園絡みで街路樹の代わりにバラですかー・・・・・・。
それもいろんな系統、いろんな色・・・・・・。

・・・・・・・・・。
ノーコメント。
今思い出してもちょっと頭くらくらしてきました。
頭切り替えて水やりに行ってきます!
by geesgreen | 2009-08-06 04:31
液肥混入器
いやーこの天気、参りますね。
寝苦しくない他は全てがバツですね。
経済的な打撃も大きいでしょう。

f0160407_51337.jpg
7月上旬に自宅のストックもの用に液肥混入器を導入しました。
10年ほど前に出たばかりのこの機種を百合が原で入れ、重宝していました。
自宅では大した数はないものの、やはりいちいち如雨露でやるのは時間がかかり過ぎるし、何せ自分は液肥好きですから。
さあバンバンやるぞとやる気満々でしたが、この天気、今まで2回しか使ってません。
ったくー

フランスのDosatron International社製「ドサトロン DR-6」です。
液肥混入器は一升ビンに取付けるだけのものなどいろいろありますが、ドサトロンは希釈の信頼性が高く、使いやすい。
ホースで潅水と同じようにバンバンかけられます。
切花生産、とくに養液栽培の場面でもよく使われています。
これが出た時には本体のみでキャリーはなかったのですが、何か適当なものを探してほしいと頼んだ所、今のアルミのキャリーを業者が探してきました。
いまだにとりあえず探してもらった同じキャリーが別売りで使われていることには驚きです。
日本はこの辺のインダストリアルものへのこだわりが欠けています。
本体は耐久性があるのですが、このキャリーはアルミで軽くてよいが取り付け部分とかあまりにもきゃしゃです。
デザイン含めもっとこだわってほしい。

何かどうでもよい所へ不満が向いてしまいました。
この天気、今年はこいつの元は取れないなー
by geesgreen | 2009-08-03 05:00