イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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ノコンギク
この時期、キク科のアスター(シオン)の仲間があちこちで見られます。
一昨日とんぼ返りで室蘭へ行ってきましたが、高速道路の法面はユウゼンギク(Aster novi-begii)の薄紫にセイタカアワダチソウの黄花とススキが入り乱れ、まさに秋のお花畑状態。帰化植物ですが、今や季節の風景になってますね。
秋になって花粉症が出る人がいますが、この辺が出所でしょうか。
あちこちで見られるユウゼンギク、ほとんど花色に変化がないのですが、たまにピンクがかった個体があります。多くはちょっとした変化ですが、非常に稀ですがたまに赤に近いものもあります。数年前に由仁の方の道路際で見つけ、即座に掘り上げ、株分けして百合が原に植えましたが、今どうなっているのかなー。

この時期になるとアスターが楽しく思えて、いろんな園芸品種を集めたことがあります。ただ雨が多い時期なので倒伏してしまうものが多く、案外庭で使えるものが少ない。庭植えでは腐植の多い土質のせいもあり、締めて作るのが結構やっかいと感じていました。

そんな中で下の写真ノコンギク(Aster ageratoides var. ovatus)は、コンパクトで自立します。自宅近くの庭と街路樹の植えマスの3箇所ぐらいで見られますが、毎年見ていてどれも草姿乱れず、腰高にならず、下葉枯れ上がらず、アスターの園芸品種よりいいじゃん、と思って見ています。基本種は薄紫ですが変種も多く、実際には白花が多いようです。北海道にもエゾノコンギク(Aster ageratoides var. ovatus form. yezoensis)が自生しています。
今やユウゼンギクの天下ですが、人為的にコントロールできる庭の場面では日本産のアスターを使ってみたいものです。

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by geesgreen | 2008-09-30 05:58
六花亭のクリ
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昨日行った六花亭円山店の駐車場のクリの木です。
ロープ柵の看板にあるように、上から落ちるイガ栗のため現在駐車スペース2、3台分を立ち入り禁止にしています。
伸びた枝をブチッと切ってしまうのが常ですが、いつも満車になる駐車場の貴重なスペースを少なくしてもクリのためなら、との姿勢が嬉しい。

この場所は六花亭になる前はある会社持ちの個人庭で、昔私はある造園屋の下請けでその庭の管理にからんでおり、その時から見ていたクリです。
野幌原始林の全国の100本の巨木に選ばれている樹齢800年のクリには到底かないませんが、堂々とした風格があります。
クリは、自生北限が石狩低地帯とされており、岩見沢くらいでしょうか。
札幌でも昔は大木があちこちで見られましたが、庭では大きくなりすぎるせいか少なくなりました。
積雪のためもあり道内では開芯形の大木は少ないので、ある意味で貴重と思います。
若木は見ても大して感動もしないけれど、老木には感情を移入できます。
鉛筆、ローソクのように枝が払われる街路樹をいくらたくさん植えても太刀打ちできません。
まちの財産でもあるこのような風格のある大木をきちんと押さえ、市民と価値を共有し、都市計画に組み込むことが必要と思います。
街路樹をたくさん植えたり、公園をたくさん造るだけが緑化行政ではない、・・・

こんな話しになると長くなり、くどくなるので止めます。

ちなみに六花亭にはあんみつを買いにいきました。
これが美味いんだなー。
スコッチに合うし。
六花亭さん、ありがと。
by geesgreen | 2008-09-27 05:10
球根ベゴニア
めっきり寒くなりました。
ほんの数日前まで半袖、半ズボンで過ごしていたのがうそのようです。

昨日は真狩村に現地視察で行ってきました。終盤を迎えたジャガイモの収穫の土埃が舞い上がる地元でも珍しい強風でしたが、その土埃に何とも魅力を感じます。
この一帯は羊蹄系ローム(黒色火山性土)あるいは羊蹄系の軽しょう質火山灰層と言われる俗に黒ボクと呼ばれる火山性の土質で、腐植含量が極めて高く、世界の中でも最高位にあると思います。名水と併せてまさに羊蹄山からの恵みです。アスパラやユリの生産も多いことから有効土層も深いでしょうし、昼夜の寒暖差も大きく、思わずバラ栽培には適するなーと思ってしまいます。それとウィスキーの醸造にも。
ただし、羊蹄山から吹き下ろす冷風と有名な豪雪、それと黒ボク特有のリン酸欠乏の克服、その辺が問題かと。
うーん、でも何とも羊蹄山の景観は魅力です。ずーっと見てても見飽きない。

さて、話しは変わります。
先日石北峠を越えて北見方面に行ってきましたが、下の写真は峠を越えて最初にある集落のお宅です。お話をうかがいたかったのですが、お留守のようで勝手に写真撮らせていただきました。
球根ベゴニアです。もう終盤で、今頃ちょっと傷んできているかもしれません。
この場面、形は違うものの、イギリスとアメリカでも同じようなお宅を見たことがあり、不思議な思い、何とも不思議な魅力を感じました。
きっと育てているのはおばあちゃん、もうすぐ霜に一、二度当ててから地上部を取り去り室内に入れる、凍らない程度の冬の保管場所が決まっている、長い冬の間鉢のまま乾燥貯蔵、早春気温が上がってきたら芽が出てくる、それを室内でカッターで球根を分割、それぞれ鉢に用意しておいた腐植の多い用土で植込む、6月になったらまた家の前の花台に並べる、定期的な施肥とこまめな花がら取り、毎年毎年繰り返してずいぶん増えました。
そんな勝手な想像が思い浮かんでしまうのです。
きっと色々な花を育ててみて球ベゴが選ばれたのではないか、繰り返し色々やっているうちに自分なりの管理方法を身につけられたのではないか、と想像してしまいます。
球根、鉢の年期からそう思ってしまうのです。
おそらくこの場所での球ベゴの栽培は最適でしょう。それを自ら発見なされたことに感銘します。
また、頑張って咲かせてください!

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また話しを変えます。
このブログ、コメントを書く欄はありません。自分の思いだけを書くためのものと考えていますので、まったくの一方通行です。ただ、何かしらのご連絡もあるかもしれませんし、励ましのひとつでもいただければ嬉しいので、もしご連絡いただけるなら下記のアドレスにメールでと思います。
ただし、返信は期待無しです。ごめんなさい。他諸々あり、ブログで精一杯と思いますので悪しからず。
3711907901@jcom.home.ne.jp
by geesgreen | 2008-09-25 09:54
丸瀬布
一昨日、昨日とオホーツク方面の打合せに引っ掛けて丸瀬布のマウレ山荘に一泊してきました。
前からコテージの梅木さんからホテルの庭をやっていると聞いていたのですが、いつも素通りでオホーツクに行っていたので、今回はオホーツクは朝方さっと済ませマウレ山荘宿泊を最優先しました。
ホテルの庭は傾斜地に立つホテルの下にあり、階段を降りた所がガーデン。しっかりと構成され、この時期なのに細やかに管理されて、大げさでないスケールの楽しい庭でした。まだ若い庭なので今後どうなっていくのか期待です。
すごい偶然なのですが、梅木さんも東京のお友達と同じ夜に宿泊。夕食は共にしましたが、こちら夕食前から飲んでいたので夕食後の二次会は付き合えなく、梅木さんごめんなさい。
スコットランド風リゾートホテルとの肩書きをもつマウレ山荘は、その名の通り隠れ家的な佇まい、食事は満点、スコッチも2種類ありセーフでした。
ただ、ホテルのエントランスとロビー内の鉢花と観葉が苦し過ぎ。目立つものなので非常に残念。それと、丸瀬布の町花はエゾムラサキツツジとのこと。外来種もよいが低木としてエゾムラサキツツジ使うとより深みが出てスコットランド風になるのになー。

翌朝、いつも通り夜明け前から車で近場をあちこち探検。朝食後に改めて寝坊の家内と近くの山彦の滝と鹿鳴の滝を散策。
滝を見た山道から抜けた陽所にエゾトリカブトがまだ見られました。短い時間に3箇所の小規模のコロニーがあり、どれも明らかに花色が違います。下の写真は基本種のエゾトリカブト(Aconitum sachalinense ssp. yezoense)ですが、他は変種、亜種でしょう。中でも明るい空色の個体はまるで園芸品種のようでした。昔スコットランドの生産者に道産のアコニツムを10種ほど送りましたが、どうなっているのかなー。f0160407_6191268.jpg
by geesgreen | 2008-09-24 06:18
モーブ色
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今回の花新聞の連載でも紹介した‘グレッチャー’(Gletscher)です。
ラヴェンダー系や青系とも言われますが正しくモーブ色と思います。
この色みは藤色、薄紫色とも異なり「ブラウンをベースとした中に、ほんのりバイオレットを感じる色み」という表現が適切でしょう。
とくにヨーロッパでは様々な植物の花色の表現に使われます。とくにヴィオラにはこの色みの品種が多く、昔イギリスからヴィオラを多品種を輸入したことがあって、一斉開花した時モーブを中心にした濃淡の色合いにゾクゾクした記憶があります。
何とも言えない気品を感じます。
この色を生かすためには淡いピンク系から青系、ブラウン系の花色と巧く組合せてみたいものですが、やり過ぎになると興醒めなので抑え気味にするにはかなりの力量が必要でしょう。

この‘グレッチャー’はKordes、1955年作出のフロリバンダです。
片親は‘ラヴェンダー ピノキオ’(Lavender Pinocchio)で、こちらもモーブ系の銘花です。さらに‘ラヴェンダー ピノキオ’の片親は‘グレイ パール’(Grey Pearl)で、またまたモーブ系HTの銘花。
最近、毎年のように青色系の品種が発表されますが、一概には言えないものの強健性を加味した総合力ではこれらの古い品種には及びません。とくに北国では‘ラヴェンダー ピノキオ’系の品種は使いやすい。
また、‘グレッチャー’もそうですが、モーブ系の品種は季節による花色の変化が激しく、とくに秋花はもっとも深みのある花色を見ることができます。
ちなみにGletscherは氷河という意味のドイツ語。当然ご存知のIceberg=氷山が思い起こされますね。
さらに、1955年作出。これは私の誕生年。当たり前ですが自分の誕生年のバラはその作出年が記憶に残ります。この年には‘ドルトムント’(Dortmund)も作出されてます。
‘ドルトムント’、この緋赤も秋花は最高で・・・、
この調子で続いていくと果てしないので止めます。
by geesgreen | 2008-09-21 05:25
今日からアップしました
今日からGee'sのWebsiteをアップしました。
以前DMでご案内したドメインの取得が不可能になり、多くの方から「どうなったの?」とのお問い合わせをいただきました。ごめんなさい!新規ドメインJumpingroses.comを取得して、遅らばせながら本日からスタートします。
同時に工藤のブログ、Jumping Roses Voiceも始めます。
唯我独尊、独断専行の今の自分の動きと同様に、自分にとってのその時の旬の植物を中心に語るブログです。もっとも植物だけでなく、景観や建物の他、本や音楽、シングルモルトウイスキーなど、極めて個人的な嗜好も含め、思いのままに独り言を書き連ねたいと思います。
頻繁に書き込むか、一ヶ月以上も空くかは未定です。それも含めて思いのままに進めます。
ぼちぼちやります。
よろしく。

Jumping Roses:
一応屋号です。これから始める○○○の屋号と考えています。○○○は派手な仕掛けではありません、場所は多分田舎。Jumping Jack Flash、Steppenwolfのノリです。
これでは分からないでしょうね?後ほど徐々に判明する?かな?
by geesgreen | 2008-09-19 19:40