クライミング オニオン |
我が家にある大タマネギが、数日前から起きだして緑の茎を伸ばしてきました。
ボウィエア ウォルビリス(Bowiea volubilis)というユリ科の鱗茎植物で、和名「タマツルクサ」、多肉植物名「蒼角殿」、英名でClimbing Onionといいます。
夏期休眠型の多肉植物で、夏は雨に当てないで断水していました。
寒くなるまで屋外の屋根下に置いておき、11月に入室して、数日前に活動を始めた訳です。
半年ぶりの起床です。
これから冬中茎を分枝させながら伸びていきます。
支柱が必要ですが結構賑やかに茂って、目立ちませんが緑色の小さな花をつけます。
昔からある変な植物ですが、どういう訳か30年来いつも育てているような気がします。
同じ株ではありません。分球してしまうと面白くないので、どこからかまた別の球を入手して大球に育てます。
どうしてかはわかりませんが、長く育てているんだから好きなんだとは思います。
全くのこじつけですが、先が読めない刻々と変化する人間社会とは無縁で、何にも影響されずしっかりと自分のペースを守っている、そんなところに無意識に共感しているのかもしれません。
でも、床に置いているので、家内が「あっ、ぶつかって折っちゃった」となるような気がしてなりません。
日の当たる安全な場所に移して、半年ぶりに今日から水をやります。
by geesgreen
| 2008-12-18 06:00
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