イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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Minnesota Tip Method
昨日豊平公園でバラの冬囲いの講習をしてきました。
今季もあちこちで何回か冬囲いの話していますが、昨日は久しぶりにMinnesota Tip Methodの話しをしました。
アメリカやカナダでは、Winter Protection(冬囲い)の方法を尋ねると必ずと言ってよいほどMinnesota Tip Methodという言葉が出てきます。
ミネソタ手法とでも訳せばよいでしょうか。

f0160407_531718.gif

上の図がその方法です。
枝を束ねて横倒しにし、地面に埋めます。上に出ているのは目印の紐です。
雪が少なく北海道よりはるかに厳寒の地で考えられた方法です。
何だ昔から北海道でもやっている株倒しじゃん、と思われますが、違います。
詳細は省きますが、枝は極力切らない、根はできるだけ傷めない、この二点が重要です。そして、すっぽりと地面に株を埋めてしまうことも。
スコップで根を切りながら倒す訳ではなく、図にもあるようにフォークを使うことが強調されています。
もちろん全てのバラが対象ではなく、主に耐寒性に不安があるブッシュローズが主体で、気候の異なるそれぞれの地域で対象とする品種が見極められています。

昨年から雪が少ないところでのバラに関わっていますが、品種によってはこの手法を導入しようと考えています。
根を傷めないで立たせたまま何とか越冬させるのが理想ですが、植えてから間もない株に対しては容易に行えるでしょうし、一冬生き残った枝は充実して翌年からはかなり歩留りが高まります。最初の年だけでも行う価値はあると思っています。
最初の年が肝心なのです。

厳寒のカナダでも莫大な労力と大量の資材を使って、絶対に倒さないで頑張っている場合も多くあります。
多くはチップや落葉ですっぽりと株を覆う方法で、ものによっては涙ぐましい努力に笑ってしまうものさえあります。
確かにチップでカバーすることにより、かなりの枝が助かることは昨年も実感できました。
ただ株が大きくなったものには、やはり莫大な労力と大量の資材を必要とします。
そこで今、新素材の利用も考えています。
NASAの技術を用いたハイテク素材による防寒シート、なんていうのが理想でしょうがとても高価で手が出ません。一般流通素材で何とか適当なものがないかと調査中です。
結露を防ぎ、通風を確保するのが課題です。
古着のダウンジャケットや丹前を着せた方がいいんじゃないの、とは言われないようにはしたいものですがー

それにしても雪の保温に勝るものはないなー
世界の寒冷地の中でも、これほどの豪雪地でバラ栽培をしている例はありません。
まさに雪の恵みですね。

尚、11月1日(土曜)に月形のコテージガーデンで今季最後の冬越しの講習をします。
7回シリーズの最終回になりますが、単発での参加も可能と思います。
この辺の話の総括をと考えていますので、参加ご希望の方はコテージガーデンにご連絡ください。
by geesgreen | 2008-10-26 05:03
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