がんしゅ |
昨日、千歳SIACTの植物検疫所の検査室で一人検査をする工藤。
何で工藤が?
一昨日の検査で、サンプルを取ったうちの2品種で根頭がんしゅ病株が発見されたので、対象の2品種の全ての株を自ら検査するように言われたのです。
この2品種は喜茂別の某所に植えるためのもので、各380株、今回入れた中でいちばん数が多い。
センチュウではないとの判定は幸いでした。
センチュウなら全部アウトですから。
輸入者自らが検査するというのも変な話ですが、作為的ではなく公平にチェックしましたよ、老眼鏡をかけて。
これは明らかにがんしゅですね。
数株あり不合格としましたが、その後植防の検査官により数株追加されました。
カルスか?ネコブセンチュウ(ネマトーダ)か?がんしゅか?この判断は難しい。
瘤が大きくなればわかりますが、初期段階では目視では中々区別がつきにくい。
この辺は30年以上毎年バラの根を見ているので結構自信があるのですが、まあしょうがない。
今後のことを考えるとやぶ蛇になります。
しっかり検査すれば、きっと何らかのセンチュウも発見されるでしょうから。
でもなー、もぐっているからわからないですが、国産のものならもっともっと付いているんですけどねー
(取ってしまうこともありありですから)
今日通関します。
いろいろありましたが、まあ良しとします。
by geesgreen
| 2012-02-16 04:45
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