イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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バラの剪定やりませんか?
一昨日から今日まで3日間、百合が原のバラの剪定しています。
百合が原を抜けてからも、ローズウォークなどの一点ものの剪定だけやらせていただいています。
妙に謙虚なもの言いですが、一応安いながらも(あっ失礼!)業務でやっているのですが、自分にとっては何よりも楽しい!
自分がやらなくてもよいのですが、品種選択をして植え込んだのも自分だし、公園にいた時も剪定はずーっと自分一人でやってきました。
10年もの以上の株で、これだけの種類の剪定できる場面はありません。
枯枝切りではありませんよ、剪定ですよ。

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剪定前と剪定後です。
この手のバラの剪定の写真はどうにも分かりにくいですね。
かなり枝透かしして、各枝の高さも充実度や品種の個性に合わせて加減しているんですけどね。
下の一株はアルバローズの‘コーニギン フォン ダーネマルク(Königin von Dänemark)’です。
枝や樹形はアルバというよりダマスクの感じです。

一昨年、昨年と、Gee'sのYukaさんとAnnaさんとやりました。
二人とも、確実にやってくれます。
ですが、今年はショップのシフトの関係で、初日だけAnnaさんが半日入ってくれましたが、昨日も今日も自分だけです(百合の新しい女性職員も入ってくれていますが)。

いつも3日間で、温室前の原種やらシュラブからローズウォークのオールドローズ、ヒース前のシュラブを完了しているのですが、どうにも終わりそうにありません。
で、(唐突ですが)、どなたか参加してみませんか?との呼びかけです。
お願いというより、楽しいですよ、こんなの自分一人ではもったいないですからとの思いです。

剪定はイメージです。
いろんな株を見て、芽が伸び、花が咲き、どんな樹形になるのかをイメージできるかで決まります。
それをイメージできれば、後はひたすら切ります。
それが楽しい!
とくにオールドローズは、去年のシュートはこれからの株の骨格となるものですが、一季咲きはそれから出る脇枝は開花枝にはなりません。
来年以降です。
ですが、それを見越して切り位置を(高さを)決めます。
それ以外の古枝と今年の開花枝とは、別ものと考えなければならない。
その今年の開花枝と来年以降の開花枝を両方意識して鋏を入れていきます。
ブッシュはある意味楽です。
誰が切ってもそう変わらないかも。
でも、シュラブやオールドローズは切り手で全然変わっちゃう。
ポートランドやハイブリッド パーペチュアルはその中間でしょうか。
(百合で山ほど植えて残った耐寒性あるハイブリッド パーペチュアルの剪定、滅茶苦茶楽しかったです!)

さらに剪定は数です。
株の生育状況、枯枝の割合で千差万別です。
型通りの基本をベースに、数多くこなしていくことがある意味トレーニングになります。
自分は昔、環状通りの(白石区)あのバラ、数千株を一人で数年間切ってました。
そして、百合が原も多い時には2,000株を毎年一人でやってました。
同じ品種でも枝の出はそれぞれまちまちですから、それをやってやって、やっているうちに見えてくるんです。
これは、文章やイラストでは説明できない。

今日は天気悪くて、寒いみたいですね。
まあこんなこと突然ブログに書いても、今日の今日ですから来る人いないでしょうね。
まあいいや。
ちなみに早朝からやってます。
目がシバシバしてくるので夕方には引き上げます。
ローズウォークの残りが終わったら、ロックガーデンのヒースの前のシュラブに移動します。
冷やかしはご遠慮ください。
雑談も付き合えません。
バンバン切りたい方にはイメージを語ります、それを共有できる方。
剪定鋏はご自分のものを持参、出入りの時間は自由。

もし終わらなければ、後日YukaさんとAnnaさんと残った分をやります。
一年に一回の楽しみを共有します。
by geesgreen | 2010-04-28 04:20
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