屯田防風林のオオウバユリ |
昨日、そろそろと思って屯田防風林へ。
やはりオオウバユリ(Cardiocrinum cordatum var. glehnii)がほぼ満開でした。
百合が原公園への通勤に毎日通っていた道なので毎年見ていましたが、やはり良いです。
東端の入り口付近がいちばん個体数が多い。
入り口付近にいたお爺さんに「いいですねー」と声をかけると、「毎年少なくなっている、去年より今年は少ない、昔はもっと多かった。」とのこと。
そう言われれば以前はもう少し南側にも群生していたような気がします。
南側の道路縁は下草が刈られ、辛うじて開花株に育ったオオウバユリだけがぽつぽつ残されている状態。
記憶に新しい少女の誘拐事件の現場になったこともあり、おそらく防犯上から下草刈りを行っているのでしょう。
開花株だけを残しても、その他全てを刈り取ってしまっては、次代の株は消え去るし、環境も激変して、とても存続できないでしょう。
今後は防犯上問題のない中央園路沿いの群落だけが残っていくような気がします。
街なかの緑の景観と防犯、この両立、折合いは非常に難しい問題ですね。
by geesgreen
| 2009-07-12 06:29
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