春の紅葉? |
昨日一泊して羽幌から戻りましたが、行き帰りの道中に山の木々の若葉を楽しむことができました。
思いのほか新緑の色彩にはバリエーションがあり、場所によっては秋の紅葉に匹敵するほどです。
とくに赤茶、ブロンズ系の葉色が利いています。
カツラ(Cercidiphyllum japonicum)と、イタヤカエデの基本種エゾイタヤの亜種アカイタヤ(Acer mono var. mayrii 別名ベニイタヤ)の葉色と思います。
どちらも春は赤色、夏は緑色、そして秋は黄色になります。
信号みたいですね。
里(街なか)ではカツラはもうほとんど緑の葉になっていますから、春のこの赤茶の葉色の時期は一瞬でしょう。
秋の紅葉よりも見頃は短いですが、春の紅葉スポットももっとアピールされてもよいと思います。
それほど美しく、堪能できますよ。
羽幌を出てすぐ、国道沿いのお宅の庭です。
海岸沿いのカシワ林横にある傾斜地の庭です。
チシマザクラが満開で思わず車を止めました。
池周りに数多くのチシマザクラが植えられています。
白花だけでなく紅色を帯びたものまでいくつかのバリエーションがあるようで、時間をかけて集め、丹精込めて育てられてきたものでしょう。
安直なものより、こういう庭に感動します。
北海道の田舎の庭もまんざらではない、いや田舎だからこその景観です。
何か嬉しくなりました。
by geesgreen
| 2009-05-15 04:48
<< 続・春の紅葉 | すぷりんぐふらっしゅ! >> |