イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
以前の記事
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
花博とGIH
最近札幌での花博についてその是非がいろいろ報道、議論されています。
私も園芸に関わる立場上、周りからどう思うかと尋ねられます。
業界の方はいろいろな思わく、立場があるので、どうも曖昧な立場でいるようです。
何のしがらみもない自分は当初からはっきりしています。
結論は反対です。
というか、花博自体が別ものと思っています。

今まで同様の国際園芸博覧会は、日本では大阪と兵庫(淡路)、静岡(浜名湖)の三カ所でが開催されてきました。
大阪では札幌市で出展した花壇のメンテ、淡路はブースに出展、どれも見てきましたが、なるほどコテコテの花博でした。
国際園芸家協会(AIPH)絡みになるのでそうならざるを得ませんし、過去の三カ所はその時代、状況(震災など)でそれなりに意味のあったものだと思います。

仮に札幌で花博を行う場合、自前でAIPHの条件に見合う質を実現できるのでしょうか。
そんなに人材いますか?そんなにネタありますか?
過去と同様、それなりの経験、コネクションのある本州のイベント業者に委ねなければ実現できないでしょう。
建設業関係は別にしてほとんど本州の業者が主体になるでしょう。
昔百合が原でやった都市緑化フェアとは違います。
まあ、他からバンバン植物持ってきて、その下請けで少しでも仕事が来ればよいか。

昨年GIH(ガーデンアイランド北海道)が立ち上がりましたが、このコンセプトは従来型の花博ではなく北海道全体を「花と緑の島北海道」としてアピールしようとしたものでした。
そのコンセプトに多くの方が賛同して、道内の全てと言っていいほどの花の施設や公園が登録しました。
私も時代に合った手法と思っています。
この北海道版の花博とも言えるGIHと、今議論されている従来型の花博との位置づけはどう考えるのでしょう?
GIHは単年度だけだったのでしょうか?
従来型の花博ではなく新しい北海道型の花博を行うなら、GIHではどうしてダメなのでしょう?
改善するべきことがあれば皆で議論すればよいのではないでしょうか?
千歳空港に全道の施設を丁寧に説明するとか、首都圏の旅行代理店にアピールするとかなどなど、いろいろ考えられると思います。

それでも一点集中の従来型の花博が必要な理由は何なんでしょう?
「環境を重視した〜」云々の定番のテーマを掲げ、一点集中の大規模会場を設ける花博は従来型とどう違うのでしょう?
どうもイベント儲けの思惑が透けて見えてしまうのです。
かんぐりかもしれませんが、どうも「北国のガーデニング知識検定」にもその匂いを感じてしまうのです。
これ以上は言いませんけどね。
f0160407_6251365.jpg

唐突ですが、上の写真は昨年行った東川町の「北の住まい設計社」のショップとレストランの間の小川を渡る通路の場面です。
つるバラはブラッシュ ランブラー(Blush Rambler)で、とってもよい感じでした。
周りの庭はまだまだ植えたばかりの感じでしたが、この場面だけは年期が違いました。
おそらくこのバラだけは大分前に植えたか、どこかから移植したものでしょうか。
時間をかけて風景に溶け込んだ場面、これが今のいちばん求められているものではないでしょうか?
今年は「風のガーデン」もオープンします。
たくさんの人が訪れるでしょう。
しっかりとしたコンセプトがあり、時間をかけて作られたものに共鳴します。
北海道の財産といえる自然や農村の風景、それと個々の魅力的な場面、それらが総合的に魅力ある景観を作り出す、北海道だからそれが可能だと思うのです。
それが引いてはいちばん無理なく、北海道全体への経済効果に繋がるのではないでしょうか。

期間限定とはいえ会場の候補になっているモエレ沼公園にはテーマ別の庭園を設けるそうですが、天国のイサム ノグチは作品であるモエレにそれを許すでしょうか?

今朝は一気に長々と書いてしまいました。
お付き合いありがとうございました。
あくまで勝手な私見ですので悪しからず。
by geesgreen | 2009-03-14 06:24
<< 雪の耳飾り サルウィンツバキ >>