イコロの森


工藤敏博の植物日記ジャンピングローズ
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右脳の庭
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土日に一泊で函館に行ってきました。
私的な打合せだったのですが、家内の目的は道立函館美術館で催されている「三箇三郎展」、私の仕事がなくてもきっと一人で行ったでしょう。
ご存知の方もいると思いますが「さんか さぶろう」さんは函館生まれ、函館在住の82歳の現役の画家です。
北海道の自然をモチーフにした独特の構成と色彩による抽象的心象画とでもいえる作風です。
写真の画集の表紙にある昭和新山を描いた「新山の朝」を始め、とくに鮮やかな色彩の作品には非常に惹きつけられました。
絵を見ながら風の音や水の音を感じることができる、あまりない体験でした。

人間には論理的思考のもとになる左脳と、本能的能力から発達した右脳があります。
目で見たものは視覚神経で左脳に伝達され、耳から入る音は聴覚神経で右脳に伝達されます。
通常絵を見たり、花を見たりした時には、どこを描いた絵なのか、何の花だろうかと左脳が働くことになりますが、絵を見て音を感じ、右脳で感じることはそうないことです。
きっと描き手の心が表現されているんでしょう。
それが心象画なのかと思います。

僕らは庭を見て、まずどういう意図の庭なのかを考え、それを評価して、使われている植物の名前を頭に浮かべ、品種名まで考えてしまう。
こんな仕事をしているととくにそうなります。
そんなことを抜きに、直感で感じる、感動する庭を見てみたい。
日本庭園とも違う、左脳が基になっている欧米の庭とも別ものです。
自然から受けるものと同じような感動を、限られたスペースで別の次元で表現すること、「風情」を感じる日本人は本来得意だと思うんですが。
言葉でなく音で表現する音楽のように、色彩・形態・線などにより自分の心を表現した庭、そんな庭かな。
「右脳の庭」、絵を見ながらそんな言葉を思い浮かべてしまいました。
by geesgreen | 2009-02-03 05:47
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